数理科学概説
■授業目的
本演習の目的は,最新の数理科学に関して,各教員からそれぞれの専門分野について解説を受け,理解することである.
■到達目標
各教員の専門分野の概要について学び、秋学期に行われる「数理科学演習」の概略を理解する。
■各回ごとの授業内容
1.代数学、特に計算可換代数の理論とその諸分野への応用に関する研究紹介(担当:大杉英史)
2.代数学、特に曲線や曲面の代数幾何学における代数的手法に関する研究紹介(担当:増田佳代)
3.幾何学、特に曲線・曲面や高次元の超曲面の微分幾何に関する研究紹介(担当:黒瀬俊)
4.幾何学、数学で用いられる英語(担当:千代延大造)
5.解析学、解析学、特に超関数の応用に関する研究紹介(担当:山根英司)
6.解析学、特に自然現象に対する微分方程式モデルに関する研究紹介(担当:大崎浩一)
7.解析学、特に機械学習の数理的手法とその応用に関する研究紹介(担当:昌子浩登)
8.確率論、特にランダムウォークや待ち行列に関する研究紹介(担当:千代延大造)
9.確率論、特にその応用として数理ファイナンスと損害保険数理に関する研究紹介(担当:藤原司)
10.数学的思考 × ベンチャーの起業 ?理系の経験、こうやって役立ちました? (担当:K. S. ロジャース社様)
11.統計学、特に不確実性を表現するための数理に関する研究紹介(担当:森本孝之)
12.解析学、特に最良近似・補間ならびに最良近似・補間のパターン認識への応用に関する研究紹介(担当:北原和明)
13.幾何学、特に微分幾何学や微分方程式と表現論に関する研究紹介(担当:示野信一)
14.「数理科学演習」に向けて,および院生による研究と就職活動の話(担当:カリキュラム担当山根英司、教室主任千代延大造)