文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」平成22年度〜26年度

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動く細胞と場のクロストークによる秩序の生成

組織・メンバー【運営方針と役割】

領域代表者

宮田 卓樹 名古屋大学大学院医学系研究科 教授

計画研究代表者

A01 細胞運動の自発的なゆらぎを利用した柔軟な環境応答の分子メカニズム
上田 昌宏 大阪大学大学院生命機能研究科 教授
A01 細胞接着の時空間制御による免疫動態調節機構
木梨 達雄 関西医科大学生命医学研究所 教授
A02 動いて脳を作る細胞群の動態制御機構
仲嶋 一範 慶應義塾大学医学部 教授
A02 線虫の生殖巣形成における上皮と基底膜のクロストーク
西脇 清二 関西学院大学理工学部 教授
A03 神経前駆細胞の動と静を制御する場と集団の原理
宮田 卓樹
(領域代表者)
名古屋大学大学院医学系研究科 教授
A03 上皮細胞の動態を制御する場としての力の発生とその応答
林 茂生 理化学研究所多細胞システム形成研究センター チームリーダー

研究協力者(総括班 評価委員)

岡野 栄之 慶應義塾大学医学部 教授
藤森 俊彦 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 教授
西川 伸一
(2013年3月末まで)
CDB特別顧問、JT生命誌研究館顧問、NPOオール・アバウト・サイエンス・ジャパン(AASJ)代表

本領域では、組織・器官・機能システムの成立の例における「動く細胞と場との対話」への探求を体系的にまた相互補完的に行ない、領域全体として「動き・ゆらぎから秩序がもたらされる原理」を理解することをめざしている。その達成に求められる班員同士の充分な連携と綿密な研究のために、総括班は、領域内の情報交換と共同研究の効果的な推進を図るとともに、対外的な広報活動も積極的に行なう。

若手に柔軟な意見交換を期待する重要な取り組みとして、班会議とは別に(たとえばその前日などに)、学生同士が発表をし合う会を開きたい。また、海外の大学院では非常に多い「学生に企画・運営をまかせて学生の求める外来講師を招く会」を行なってもらうことも試み、幅広い視点をもって上記の問いに挑戦できる人材の育成を積極的に推進したい。

こうした目標を念頭に、以下のような体制で総括班を運営する。

  1. 班長:宮田卓樹(全体統括)
  2. 広報委員会:委員長 西脇清二(ホームページの管理、ニュースレターなど)
  3. 研究支援委員会:委員長 木梨達雄(滞在型技術取得会、ワークショップなど)、副委員長 上田昌宏(「若手育成委員会」委員長)
  4. 企画委員会:委員長 仲嶋一範、副委員長 林 茂生(班会議、シンポジウム、領域間交流など)
  5. 評価委員会:岡野栄之、西川伸一、藤森俊彦
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