ページ先頭に戻る

化学科 無機・有機化学系 教員

小田 晋(おだ すすむ) 助教(畠山研究室)

専門分野:有機合成化学,有機金属化学,触媒化学

ヘテロ元素導入は、物性に劇的な変化を生み出す有力な手法の一つです。私はπ共役化合物へのヘテロ元素導入を指向した新規反応の開発を行っています。触媒による効率的かつ実用的な分子変換の実現を目指します。

■業績リスト


田中 大輔(たなか だいすけ) 准教授

専門分野:錯体化学

最先端のナノテクノロジーの手法を駆使して分子を自在に操り、革新的な材料を開発する。これが当研究室の研究テーマです。ナノテクノロジーとは、物質をナノメートル(1 nm = 10-9m 分子一つ程度のスケール)の領域で自在に制御する技術です。当研究室では以下の戦略に従い、次世代エレクトロニクスへの応用や環境エネルギー問題の解決を目指したナノ材料を開発します。

  1. 自己組織化を利用して金属錯体のナノ構造体を作り出すある種の有機配位子と金属イオンを混ぜると、まるで分子が意識を持っているかのように複雑な構造を構築することがあります。この特性を利用した分子スケールの構造体を作り出します。
  2. ナノ構造を評価するために、最先端の顕微鏡技術や放射光施設を利用する一般的な光学顕微鏡では、マイクロメートル(10-6m)より小さいものを見ることができません。当研究室ではナノスケールの物質を評価するために、電子顕微鏡、プローブ顕微鏡、大型放射光施設などの最先端の分析技術を積極的に利用していきます。

■業績リスト
■研究室へ

田辺 陽(たなべ よう) 教授

専門分野:有機合成反応、環境調和型有機合成、医農薬・香料合成

有機化学は、多くの有用有機化合物の生産を通じて社会に貢献する一方で公害物質も産出しました。この反省に立ち、私は化学メーカーでの10年の企業経験、5大学研究室での経験を生かし、社会に役立つ環境調和型反応の有機合成の開発を通じ、社会へのコミットを目指します。具体的には、
(1)独自のチタン反応を利用した医薬・香料の合成。  香料化学の最大テーマである大環状ムスク香料合成=Z―シベトン・R―ムスコンの単段階・工業的製法へ向けての応用を行った。また、世界最大の製薬会社・メルク社の抗院内感染=MRSA=抗生物質の工業化に応用され、住友製薬でも応用を検討中(朝日・読売・日経・日経産業新聞に掲載)。
(2)3員環化合物を利用する独自のユニークな新有用反応の開発と生理活性天然物・医農薬合成への応用。不斉転写反応やリグナンラクトン医薬の合成。
(3)医薬ファインケミカルズ合成のための独自の各種エステル化・スルホニル化・シリル化反応の開発。スルホニル化・エステル化に関しては製薬・化学メーカーで実用化されている。(日経・日刊工業新聞に掲載)

tanabe@kwansei.ac.jp
■業績リスト
■研究室へ

畠山 琢次(はたけやま たくじ) 教授

専門分野:有機合成化学、有機材料化学

グラフェンの部分構造であるナノグラフェンは、次世代の機能性材料として期待され、国内外で盛んに研究されていますが、私はその中の任意の炭素をヘテロ元素(ホウ素、窒素、酸素、ケイ素、リン、硫黄、ガリウム、ゲルマニウム、セレン等)に置換した「ヘテロナノグラフェン」の合成研究を行っています。合成したヘテロナノグラフェンは置換した元素と場所に応じて半導体特性や発光特性といった様々な物性が発現しますが、その要因を分析化学・量子化学的手法を用いて明らかにしていく基礎研究と、その物性を生かした有機エレクトロニクス分野への応用研究とを並行して進めています。

メール:メールアドレス画像
■業績リスト
■研究室へ

矢ヶ崎 篤(やがさき あつし) 教授

専門分野:分子性酸化物、合成無機化学、溶液化学

地球上で最も豊富に存在する元素は何か。それは酸素である。地殻の重量のうちおよそ半分、体積にすると実に9割が酸素で占められている。地球上で生活して行く以上、酸素の化学というのは決して避けて通れない事柄である。我々の研究室では、この酸素の化合物、つまり酸化物についての研究を行っている。コーヒーカップから超伝導材料まで、我々の身のまわりには多種多様な酸化物があふれている。これらの様々な物質の化学を、包括的に理解する日の来ることを夢見ている。

yagasaki@kwansei.ac.jp
■業績リスト

山田 英俊(やまだ ひでとし) 教授

専門分野:天然物合成、糖の化学

天然から得られる有機化合物(天然物)の合成と、糖に関する有機化学的研究を中心に行っています。天然物の合成は、簡単な化合物を原料に、様々な化学反応を積み重ねて複雑な構造の有機化合物を作り上げることです。自然界から微量しか得られない薬効の高い化合物や、全く新しい機能を持った化合物を人工的に合成する方法を追求します。また、目的の化合物を効率よく合成するために、新しい化学反応の開発も行います。

糖に関する研究では、様々な糖の分子が自然界で持っている特有の形を、大きく変化させることに最近成功しました。糖がたくさん連なった糖鎖は、ABO式の血液型を決める原因になっているなど、生体内で重要な役割を担っています。しかしながら、その働きを調べようと思っても、非常に種類が多くて精製が難しく、自然界からは微量しか得られません。形を変化させた糖を利用して、これらの糖鎖を効率よく合成する方法を研究しています。

メール:メールアドレス画像
■業績リスト
■研究室へ
若森 晋之介(わかもり しんのすけ) 助教(山田研究室)

専門分野:有機合成化学・天然物化学・生物活性物質の化学合成

【有機合成化学を駆使した生物活性物質の研究】私たち人間をはじめ生物の体内に含まれる有機化合物は,生命活動を営むうえで何らかの役割を持っています。そのなかには,生殖・発生・分化・成長・恒常性維持などに微量で特有の作用を示す「生物活性物質」があります。農林業・漁業・微生物工業・食品工業・医療などの生産産業に「生物活性物質」を応用しようとすると,実際の利用には大量供給が必要不可欠であるため,その化学合成が,応用研究の第一歩としてきわめて重要です。私の研究では,人間をも含めた生物の存在にとって役に立つという立場から「生物活性物質」を化学合成し,生命の仕組みを少しでも解き明かしたいと考えています。また化学合成の面白さは,合成経路の立案・分子設計・新規反応の開発,さらには実際の実験結果をもとに考察をかさね目的を達成する,いわば分子レベルのモノづくりという知的操作にあります。合成した「生物活性物質」を利用して生物学者・生理学者・生化学者と共同研究すれば,新たな知見が得られ,構造活性相関などの研究を通じて,天然のものよりも強力な活性や新機能を持つ化合物を作り出すことも可能です。

■業績リスト


Last Modified : 2018-11-01 10:45

前のページ
化学科 分析・物理化学系 教員
コンテンツのトップ 次のページ
環境・応用化学科 教員
Copyright © 2006-2015 School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University