ご挨拶
皆様,田辺研究室のホームページへ,ようこそ!
田辺研究室は2022年3月で発足以来32年になります.卒業生は130余名,修士95名,博士8名(社会人ドクター1名)におよび,皆,各界で活躍しております.
彼ら卒業生の努力によって見出された,有機合成反応の幾つかは実際,大学・企業の実験室や工業的に使われ
好評であり,また試験段階のものもあります.目標は新しいコンセプトに基づく,プロセス化学指向の独自反応の開発です.
開発した新規反応の有用性を示すため,重要化合物の合成への応用も積極的に行っています.
これは本学のスクールモットーである社会貢献(Mastery
for Service)に準拠するものです.
田辺研日誌
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研究室訪問は,随時,行っています.研究室に関する質問等がある場合は,気兼ねなくお尋ね下さい. | ||||
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2022年10月吉日 田辺研12期生の岡林さんが,ダイセルのキラきら情報通信にコア担当メンバーとして紹介されました(2020年7月21日アップも参照).筋トレ健康法についてその蘊蓄(うんちく)を述べられています.さすが田辺研時代のヘラクレス岡林? 面目躍如です. ご笑覧ください. |
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2022年6月吉日 田辺研究室の論文: Yuichiro
Ashida, Yoo Tanabe, “Stereocomplementary
and Parallel Syntheses of Multi-substituted (E)-, (Z)-Stereodefined
α,β-Unsaturated Esters: Application to Drug Syntheses,” Chem. Rec. 20, 1410-1429 (2020). Front cover articleが, |
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2022年4月1日 畠山教授が京大理学部化学科(縁ある事に,田辺先生の出身研究室の系譜)に転出されました.代わりに倉橋教授が有機化学系専任教員として就任されました. |
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2022年3月吉日 卒研生4人が配属されました.今年も頑張っていきましょう. |
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2022年3月吉日 修士課程5人,卒研生4名が,卒業しました.おめでとうございます! |
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2021年12月 追悼: ➢ 小山泰 名誉教授が逝去されました.享年80歳.(化学科物理化学部門の先達) 謹んで哀悼の意を表します. |
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2021年11月吉日 当研究室の成果が,ACS Omega にオープンアクセスとして掲載されました. 「おもしろ有機分子」擬人化したナフタレマン家族の誕生です! 当研究室のベンズアヌレーション反応を利用します.親子・子供兄弟だけでなく一卵性双生児6人が登場します. 皆さん,何を連想しますか? 「ゴールキーパー」「テニス選手」「サイドスロー投手」「飛ぶ鳥」「泳ぐカエル」・・・ アンケートでは「泳ぐカエル」が多いようです(w 本研究は,増山さん・足立さん・下西さんが 1st stageを開拓し,石川さん・森本さんが 2nd stage
を担い,石川さんがまとめ上げました. なお,この論文は Supplementary cover article として採用されました.Image
graphic を以下に載せます. Synthesis of
Naphthaleman Family Utilizing Regiocontrolled Benzannulation: Unique Molecules
Composed of Multi-substituted Naphthalenes Sekiha
Ishikawa, Yoshikazu Masuyama, Takeshi Adachi, Takeshi Shimonishi, Shotaro
Morimoto, Yoo Tanabe* http://doi.org/10.1021/acsomega.1c04413
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2021年11月吉日 当研究室の成果が論文としてMolecules(IF:
>4)に掲載されました. 独自のシクロプロパン環拡大反応の一環として,ヘテロ型ベンズアヌレーション反応による各種ベンゾチオフェンの合成法です. Hetero-type
Benzannulation Leading to Substituted Benzothiophenes |
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2021年9月吉日 当研究室の成果が論文としてPharmaceuticals
(IF: >5) に掲載されました.15ページの長編です.長らく研究してきたアシルピロン類のキラル全合成の一環です. 農業用殺菌剤や植物成長調節剤の活性はあるが,まさか anti-MRSA(抗院内感染)のテーマに逢着するとは想定外でした.バイオアッセイは慶応大薬の松元先生・榎木先生のグループにお願いしました. これで,殆どすべてのアシルピロン系天然物のキラル全合成は完了しました.これに関わった学生さんには感謝です(一部謝辞あり) この論文は森山さんがすべての合成を担当し,わずか数か月で完結しました.さすが触媒的不斉向山アルドール反応の実力です.anti-MRSA活性は予想通りキラル認識を確認しましたが,若干トリッキーな結果でした. “Asymmetric
total syntheses of both enantiomers of plymuthipyranone B and its unnatural
analogues: evaluation of anti-MRSA
activity and its chiral discrimination” Mizuki
Moriyama 1, Xiaoxi
Liu 2, Yuki Enoki 2, Kazuaki Matsumoto 2, and Yoo Tanabe* 1, Pharmaceuticals 2021, 14, 938-952. https://doi.org/10.3390/ph14090938
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2021年7月吉日 当研究室の成果が論文として On Line版(オープンアクセス)として登場しました.22ページの長編です.想定外のベンズアヌレーション反応という長らくの懸案研究テーマに,一つのピリオドを打つことが出来ました. Ipso-type
regiocontrolled benzannulation for the synthesis of uniquely substituted α-arylnaphthalenes: application to the first total synthesis of chaihunaphthone
森口さん(基質一般性の確立・反応機構の解明),佐々木さん(天然物全合成への応用),森田さん(当初の発見),大変ご苦労様でした.田中研の鎌倉博士にも6化合物のX線解析でお世話になりました.加えて,3期生の吉田(太)さんもこの発見に関わっています(謝辞あり). どうかご笑覧ください! 現在,キラルヴァージョンへの展開について論文作成中です.乞うご期待! |
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2021年3月吉日 |
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2021年1月吉日 田辺研究室の修士2年の森山さんが本年度の「仁田記念賞」を受賞しました. おめでとうございます! |
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2020年12月吉日 向山先生の追悼エッセイ(京大工学部・村上正浩先生,田辺先生の向山研時代の同胞による著作)が,縁あることに Chemical Record誌のFront Cover 号に同時掲載されました[link]. 次世代の若者に向けた,先生の研究哲学・メッセージが述べられています.また,私たちの Accountを先生も泉下でご笑覧されていると思います. |
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2020年 12月吉日 下記の Chemical Record 誌の論文が Front Cover を飾ることが決定しました.同誌の年間MVP(Most Valuable Paper ?)との編集部の見解です.ご笑覧ください[link]. |
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2020年9月吉日 畠山研に派遣されているJNCのTさんの送別会を,弟子のSさんと田辺先生3人で,宝塚「舌鼓やさか」で催しました. Tさんは信州大学繊維学部・西井良典研究室のご出身で,西井研の思い出話で大いに盛り上がりました.Sさんは,おいしいおいしい!と楽しんでいました. |
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2020年9月吉日 Yuichiro Ashida and Yoo Tanabe* “Stereocomplementary and Parallel Syntheses of Multi-substituted (E)-, (Z)-Stereodefined α, β-Unsaturated Esters: Application to Drug Syntheses”, The Chemical Record 2020, 20, 1410-1429.[link] |
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2020年9月吉日 田辺研究室のシクロプロパン環拡大反応のルーツに関する論文です.1990年に偶然に見出した反応が,カラム精製不要のグラムスケール実用レベルになりました [Synthesis (PSP) (Practical
Synthetic Procedure)].住友化学の世古さんによる発見で共著者です.ジベンジル位のジブロモ化およびCl-位のクロスカップリングパートナーとしての応用も述べています. Shinzo Seko, Yoo Tanabe,* Gohfu Suzukamo, "A Novel Synthesis of α- and β-Halonaphthalenes via
Regioselective Ring Cleavage of Aryl(gem-Dihalocyclopropyl)methanols and Its Application to Total Synthesis of
Lignan Lactones, Justicidin E and Taiwanin C," Tetrahedron Lett., 1990, 31, 6883-6886. Kento Moriguchi, Taro Kono, Shinzo Seko, Yoo Tanabe,* “Gram-Scale Robust Synthesis of 1-Chloro-2,3-dimethyl-4-phenylnaphthalene: A Promising Scaffold with Three Contiguous
Reaction Positions,” Synthesis (PSP) 2020, 52, 3811-3817.
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2020年9月1日 村上 慧 准教授が有機化学系教員の新任として就任されました(公募).故山田英俊先生のご後任です. |
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2020年7月吉日 田辺先生が社外取締役を務める田岡化学工業(株)が,優良企業として,日経電子版に,なんと一位に選出されました.おめでとうございます! |
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2020年7月21日 天然ピレトリン全6種のキラル全合成の論文(J. Org. Chem.2020, 85, 2984-2999,下記,田辺研HP記載)が,ダイセルのキラきら情報通信に紹介されました. 「蚊取り線香の殺虫活性物質を突き止めろ!」 ご笑覧ください.
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2020年6月25日 |
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2020年6月吉日 田辺研M2の3名,就職内々定が決まりました.そこで,ささやかなお祝いを宝塚「舌鼓やさか」で催しました.おめでとうございます! |
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2020年4月吉日 鎌田理沙さん(19期生)が,日本私立大学連盟の「私立大学理工系分野の研究基盤の強化と向上」「理工系分野の卒業生の活躍」にノミネート掲載されました.p. 13 をご覧ください.[link]
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2020年3月吉日 「ピレスロイド・ミニミニ会」を開催しました.JOC長編(16 ページ),Molecules 論文(9ページ)掲載のお祝いで,住友化学研究所長もご参加されました.逆瀬川の「ビストロ・吉田」にて. |
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2020年3月吉日 卒研生5名が配属されました.今年も頑張っていきましょう. |
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2020年3月吉日 当研究室の成果が論文として掲載されました. 天然ピレスロイド計6種の全合成に関するものです.ピレスロイド化学の懸案事項(ミッシング・リンク)に一つの有意義な解答を与えたと思います.計16ページの長編です. “Total Syntheses of All Six Chiral Natural Pyrethrins: Accurate Determination
of the Physical Properties, Their Insecticidal Activities, and Evaluation
of Synthetic Methods,” |
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2020年3月吉日 当研究室の成果が論文として Early
view として登場しました.日本化学会からの依頼論文です.[link] “(E)-, (Z)-Stereodefined α-Chloro-β-tosyloxy-α,β-unsaturated Esters:
Sequential Cross-couplings for (E)-,(Z)-Stereocomplementary Synthesis of
Fully-substituted α,β-Unsaturated Esters,” Asian
J. Org. Chem. (special edition) Yuichiro
Ashida, Kohei Nakata, Daisuke Yoshitake, Yuka Sato, Yukie Miyazaki, Yoo Tanabe |
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2020年2月15日 田辺研一期生3名,当時実験補佐のMさん(旧姓),田辺先生,計5人で「ミニミニ同窓会」を尼崎でやりました.中には27年ぶりに再会もあり,研究室スタート時の苦労(面白?)話で,大いに楽しく盛り上がりました.皆元気で活躍しているのが何よりです. |
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2020年1月吉日 田辺先生が令和2年初頭の有機合成化学協会誌「巻頭言」を執筆されました. タイトル:「私なりの有機合成化学における温故知新」有機合成化学協会誌,2020, 72, 1. 有機化学の約40年の発展を教科書の変遷と照らし合わせて,その時代の潮流などについて述べています.有機合成化学が,有機化学の基礎,応用,学際分野においても主役であると主張しています.ご笑覧ください.[pdf] |
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2020年1月吉日 当研究室の成果が Molecules に掲載されました.天然物Pestalotin
の全4種を同一の入手容易な 全4種を全合成したのは,森謙治先生のグループによるものに限られています.この方法は異なる2種のキラルプールからの合成であり,中には多段階を要するものがあります.この論文ではかなり短段階で全合成を達成しています. 触媒的不斉向山アルドール反応(現在,Org. Synth. accepted)も登場します.加えて,松井研の織田博士,森研の大塚博士の研究に関係する縁もあります. “Divergent
Asymmetric Total Synthesis of All Four Pestalotin Diastereomers from (R)-Glycidol,” Molecules 2020, 25, 394-409. |
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2019年11月23 日 追悼: ➢ 本学理工学部化学科の山田英俊 教授が逝去されました.享年57歳.(田辺先生の有機化学部門の同僚) 謹んで哀悼の意を表します. |
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2019年吉日 Sigma-Aldrich 社から田辺研究室で開発した試薬が発売されました. 908371
| Methyl (Z)-2-phenyl-3-(tosyloxy)acrylate [link] 元論文は, Takeshi
Tsutsumi, Yuichiro Ashida, Hiroshi Nishikado, Yoo Tanabe, “Stereoretentive
Iron-catalyzed Cross-coupling of an Enol Tosylate with MeMgBr,” Org. Synth. 2018, 95, 403-424. 田辺研で販売された6試薬目です. |
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2019年5月吉日 田辺研・松尾憲忠博士の Review が掲載されました.これは日本学士院会員の依頼論文でのみ成り立つジャーナルで,(故)森謙治先生がプロモーターという栄誉有るものです. 「日本がリードしたピレスロイド化学」の集大成とも位置づけられる論文(オープンアクセス)で,日本学士院会員の鈴木啓介先生が後継プロモーターです.
ご笑覧ください!
Matsuo, N. Proceeding
of Jpn. Acad., Ser. B. 2019, 95, 378-400. [link] |
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7月25, 26日 5
th International Symposium on Process Chemistry (Kyoto International Conference
Center) にて修士3名と田辺先生がポスター発表を行いました.
➢ Total syntheses of all six chiral
natural pyrethrins from available synthetic pyrethroids, directing for process
chemistry: accurate determination of the physical properties and insecticidal
activities by Momoyo
Kawamoto ➢ Chlorocarbonysulfenyl chlorides: A
unique bifunctional electrophilic reagent for the syntheses of heterocyclic
compounds, directing for process chemistry by Masatoshi
Kakuno ➢ Catalytic asymmetric Mukaiyama
aldol addition using 1,3-bis(siloxy)diene promoted by a Ti(OiPr)4 / (S)-BINOL catalyst, directed for process chemistry by Mizuki
Moriyama ➢ Three
subjects in Organic Syntheses:
Simple, useful, but hitherto inaccessible building blocks by Yoo
Tanabe |
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2019年7月9日 田辺先生が関学高等部生徒に「模擬授業」を行いました.タイトルは「蚊取り線香から虫コナーズ:日本がリードした殺虫剤のヒストリア」です.約70人の生徒が熱心に聴講しました.これは,文部科学省の高大連携事業であるWWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム事業の一環です. |
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2019年7月吉日 田辺先生が,学術振興会,平成30年度・特別研究員等審査会専門委員(書面担当)の表彰を受けました.公正で有意義な審査に関する顕彰制度です. おめでとうございます! |
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2019年5月吉日 当研究室の成果が,Org. Synth.
誌にアクセプトされました.現在,Checker の再現実験中です.乞うご期待. Takeshi Tsutsumi, Mizuki
Moriyama, and Yoo Tanabe, “Catalytic Asymmetric Mukaiyama Aldol Addition using
1,3-Bis(siloxy)diene Promoted by a Ti(OiPr)4
/ (S)-BINOL Catalyst,” Org. Synth., accepted. under checker’s
review. 向山先生への追悼の意味も込められています. |
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➢ 向山光昭 先生がご逝去されました.享年91歳.(田辺先生の博士学位論文指導者) ➢ 森謙治 先生がご逝去されました.享年84歳.(田辺先生の卒業論文指導者) お二人のまさに「巨星墜つ」です. |
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2019年4月 ➢ シンポジウム「向山先生の思い出を語る会」が,4月28日,ハイヤットリージェンシー東京で,厳かにかつ盛大に催されました. 野依先生(ノーベル賞)や大村先生(ノーベル賞)を始めとする各界の重鎮10名による,人物像,業績(論文約900報),指導者(直系の大学教授54名輩出)の解説と共に,ユーモアにあふれるエピソードに会は,大いに盛り上がりまた和みました. |
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2019年吉日 :卒業生の安河内さん(2004年修士卒)(カネカ)が,平成30年度有機合成化学協会賞(技術的なもの)を受賞されました.おめでとうございます! 題目「連続フロー反応による医薬品の革新的プロセス開発」[link] |
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2019年3月吉日 当研究室の成果が論文として掲載されました. “Synthesis
and stereostructure‒activity relationship of novel pyrethroids possessing two
asymmetric centers on a cyclopropane ring” Takashi
Taniguchi, Yasuaki Taketomo, Mizuki
Moriyama, Noritada Matsuo and Yoo Tanabe* Molecules 2019, 24, 1023-1041. 一連のピレスロイド殺虫剤のキラル立体構造活性相関に関する楽しい研究です. これまで3不斉中心シクロプロパン剤の明瞭なキラル認識(8エナンチオマーのうち1つに活性集中)を報告しました(J. Chem. Soc., Perkin Trans. 1, 1996, 1243-1249. Bioorg. Med. Chem. 2001, 9, 33-39),しかし,これらの合成は繁雑な光学分割や顕谷不斉触媒を用いるなど,労力を要すものでした. 一方,今回の方法は実にシンプルに2不斉中心の新規シクロプロパンピレスロイドが合成可能で,想定どおり明瞭なキラル認識(4エナンチオマーのうち1つに活性集中)が発現しました.エステル体よりもエーテル体が活性を示したことは若干予想外でしたが・・・ 中間体のキラルシクロプロパン化合物は医農薬の創薬研究にも役立つとも期待されます. |
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2019年3月17-19日 B4, M1, M2 全員,計12名が第99回日本化学会春季年会にて口頭・ポスター発表を行いました. |
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2019年3月11日 田辺研2013年修士課程卒業生の山本歩さんの最新記事です. 「話題の人物,ジャイアンツの坂本工投手の先輩投手として」 |
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2019年3月5日 卒研生5名が配属されました.今年も頑張っていきましょう!! |
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2019年3月1日 3月生まれ4人の誕生日会を開きました。 |
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2019年2月吉日 19日修士論文発表3人,22日卒業研究発表5人無事終了しました. ご苦労様でした! |
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2019年1月吉日 田辺研究室の修士2年の堤君が本年度の「仁田記念賞」を受賞しました.おめでとうございます! |
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2018年12月吉日 当研究室の成果が論文として掲載されました. Utilization
of Chlobenthiazone and Benazoline-ethyl as 4-Substituted 2(3H)-Benzothiazole-2-one Scaffolds Masatoshi Kakuno, Shotaro Izawa, Taichi Takemoto, and Yoo
Tanabe* Heterocycles 2018, 96, 1925-1939. |
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2018年12月 東京化成から田辺研究室で開発した試薬が販売されました. (CAS番号:88157-41-9 製品コード:M3045)[link] 元論文は, Yuichiro Ashida, Satomi Kajimoto, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe, “Synthesis of Methyl 1-Formylcyclopropanecarboxylate utilizing Ti-Claisen Condensation,” Org. Synth. 2016, 93, 286-305. [link] |
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2018年10月吉日 当研究室の成果が,Org. Synth. 誌の論文として掲載されました.これでOS第三弾です.従来法では得難い,シンプルな有用化合物の合成法で,関連反応のレヴューも記載しています.幅広い利用が期待されます. “Stereoretentive Iron-catalyzed Cross-coupling of an Enol Tosylate with MeMgBr” Takeshi Tsutsumi, Yuichiro Ashida,
Hiroshi Nishikado, and Yoo Tanabe* |
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2018年9月吉日 当研究室の成果が論文として Web掲載されました. Ring-Closing Strategy Utilizing Nitrile α-Anions: Chiral
Synthesis of (+)-Norchrysanthemic Acid and Expeditious Asymmetric Total
Synthesis of (+)-Grandisol Tetsuya
Fujiwara, Tomohito Okabayashi, Yuji Takahama, Noritada Matsuo, Yoo Tanabe* 類型の方法論で2つの有名化合物(三および四員環)の短段階不斉合成を達成しました. また,田辺先生が卒研(松井・森研)時代に勉強会で初めて取り上げた,昆虫性フェロモン「Grandisol」の二番目の触媒的不斉合成法です(一番目は,奈良坂・林・草間先生によるもの,17 steps).G. Stork の画期的なシクロブタン形成反応(ラセミ)に,Shi 不斉エポキシ化を加味し達成したもの(8 steps)です.藤原さん,たいへんご苦労様でした. |
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9月1日に「関学田辺研・東京支部同窓会」を開催します.場所・時間は前回と同様に荻窪「とみ笑」2Fにて,18:00- です.飛び入り参加承ります(一週間前までに連絡くださいね).前回同様,盛り上がりましょう!! |
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「関学田辺研・東京支部同窓会」が盛大に行われました.現在の活躍,昔話に時を忘れるのも語り合い,気付けば4時間以上経ってました.また,適宜,開催する予定ですので乞うご期待! |
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2018年8月吉日 当研究室の成果が論文としてWeb掲載されました. “Stereoretentive Suzuki–Miyaura and Kumada–Tamao–Corriu
Cross-Couplings for Preparing (E)- and (Z)-Stereodefined,
Fully Substituted α,β-Unsaturated Esters: Application for a Pharmacophore
Synthesis” Yuka Sato, Yuichiro Ashida, Daisuke Yoshitake, Mayuko
Hoshino, Taichi Takemoto, Yoo Tanabe* 長らくの継続課題である多置換 α,β-不飽和エステルの E-, Z-立体補完的合成において,最も簡便な方法と言えます.鈴木・宮浦だけでなく熊田・玉尾・Corriuクロスカップリングも可能です.メルク医薬中間体への応用もあり,本報の今後の利用が期待されます. |
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6月30日に大学院推薦入試(面接)が行われました.田辺研から計3名が受験し,無事全員合格しました. おめでとうございます! |
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2018年7月吉日 当研究室の成果が論文として掲載されました. Ryosuke Sasaki, Momoyo Kawamoto and Yoo Tanabe*
前論文 (Chirality, 2018, 30, 816-827) の光学活性チオ乳酸に関しての改良法です.ベンジルエステルを用いることで,悪臭は大幅に軽減され,チアゾリジン-4-オンに誘導することなく直接HPLCで光学純度を決定することが可能になりました. |
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7月26, 27日 日本プロセス化学会
2018 サマーシンポジウム(東京・タワーホール船堀)にて,理工学部研究員の蘆田さん,竹本さん,M2の堤君,M1の角野君,川元さん,福田君,吉竹君,そして田辺先生が発表しました.情報交換会も盛り上がりました. 総勢8名のデレゲーションでした. |
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7月10日 西日本豪雨に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます. |
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2018年6月6, 7日 第113回有機合成シンポジウム(名古屋大学)にて,堤君と田辺先生が発表を行いました. ➢ 堤(ポスター発表):(Z)-3-アリール-2-ブテン酸メチルおよび (Z)-2-アリール-2-ブテン酸メチルの実用的合成:Organic Syntheses
二題 ➢ 田辺(口頭発表):Ti-Claisen 縮合及びTi-直接アルドール反応を基軸とする,alternaric
acid 及び (–)-azaspirene の不斉全合成 |
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2018年4月吉日 当研究室の成果が論文として掲載されました. “Stereocomplementary
Synthesis of cis- and trans-2-(p-Bromophenyl)-5-methylthiazolidin-4-ones: Useful Umpolung-type
Suzuki-Miyaura Cross-coupling Partner and Donor,” Ryosuke
Sasaki, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe, J. Heterocycl. Chem. 2018, 55, 1112-1118. 抗PAF剤の開発研究ならびに最近のクロスカップリング反応の展開です.Umpolung 型方法がポイントです. |
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2018年4月吉日 当研究室の成果が論文として掲載されました. “Chiral Syntheses of Methyl (R)-2-Sulfanylcarboxylic Esters and Acids with Optical Purity
Determination using HPLC” Ryosuke Sasaki and Yoo Tanabe
Chirality, 2018, 30, 816-827 田辺先生が住友化学時代,抗PAF剤の開発研究で,オランダ・フローニンヘン大学の Kellogg 教授と論文上で親交を持ち,その契機となった内容に関するものです.その縁で20年ほど前に留学の機会を得ました.実は,Kellogg
教授の弟弟子でゼミを同じくする隣の研究室のFeringa 教授(2016年度ノーベル化学賞)もこの研究に関与しています(下にスクロールすると写真が出てきます). 佐々木さんの多大な努力により,田辺先生と彼らの研究を合体してリファインしました.プロセス化学として実用化されることが期待されます. |
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2018年3月20-23日
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3月6日 卒研生5名が配属されました.今年も頑張っていきましょう. |
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3月吉日
タイトル「スミソーヤとサンガー法とクロスカップリング」で,懐かしいプロセス化学の秘話,当時の上司や同輩後輩の想い出を紹介したわけです. その後,「スミソーヤ」の工場見学を行い,日本一の農薬製造プラントを堪能しました. |
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【田辺研 OB・OG の方々へのお知らせ |
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田辺研究室同窓会が盛大に行われました.立ち上げ時の一期生・補佐から,勉学とその苦楽を共有した2~25期生の卒業生が一同に介して,時の経つのも忘れて楽しみました.そのまま2次会,3次会へ・・・ 次回は,オリンピックイヤー,2年後の5月週末を予定しています.乞うご期待! |
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12月吉日 田辺先生が,田辺研OB一期生2名と矢ヶ崎研OB一期生1名とで,宝塚にて楽しい夜の宴を催しました. 研究室立ち上げの懐かしい話で,3時間も盛り上がりました. |
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住友化学の除草剤「スミソーヤ」(学名:フルミオキサジン)が本年度の「大河内記念賞」,しかもトップの「特賞」に採択されました.住友化学においても初の「特賞」 「大河内記念賞」とは,あらゆる産業界における最高栄誉の賞です.[ |
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2018年1月吉日 “Straightforward Synthesis of N-Methyl-4-(pin)B-2(3H)-benzothiazol-2-one:
A Promising Cross-Coupling Reagent” Shotaro Izawa, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe Molbank 2018, M976 (Special Issue Heterocycles, communication, Invited) 内容は,田辺先生が30数年前,初めてプロセス化学に関わった殺菌剤 Chlobenthiazone から,新規鈴木・宮浦クロスカップリング・ライブラリー反応剤を合成するというものです. 殺菌剤 Chlobenthiazone は慢性毒性試験で最終段階にてドロップした,いわく付きの化合物ですが,こんな利用法もあるということです.開発経緯は「農薬の話:ウソ・ホント」化学工業日報社,1989年,p. 242 に詳しく述べられています. |
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<1989年10月24日 朝日新聞> 「巨費も無に帰す」 Chlobenthiazone
(S-1901) ・・・85年秋のこと.開発過程から考えると,15年近くの歳月・・・30-40億円にのぼる研究費が,消えた. |
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2017年10月21日 当研究室の論文が,Organic Chemistry Portal の “Best synthetic method” に選ばれました.[link] [元論文] “A
General and Robust Method for the Preparation of (E)- and (Z)-Stereodefined
Fully Substituted Enol Tosylates: Promising Cross-Coupling Partners” |
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2017年10月13日 卒業生の鎌田理沙さん(2014 M 卒:ぺんてる勤務)が日刊工業新聞の「リケジョ小町」のコーナーに登場しました.色々なメーカーで活躍するリケジョのインタビューです.[link] また,↓の論文の共著者です. |
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2017年10月10日 当研究室の研究が Adv. Synth. Catal. 誌の論文として掲載されました. “Dehydration-type Ti-Claisen Condensation (Carbonhomologation) of α-Heteroatom-substituted Acetates with Alkyl Formates: Utilization as (Z)-Stereodefined Cross-coupling Partners and Application to Concise Synthesis of Strobilurin A Hidefumi Nakatsuji,* Risa Kamada, Hideya Kitaguchi, Yoo Tanabe* Adv. Synth. Catal. 2017, 359, 3865–3879. [link] |
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2017年8月31日 |
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2017年8月25日
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2017年7月1日 大学院推薦入試(面接)が行われました.田辺研から計4名が受験し,無事全員合格しました. |
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2017年6月28日 インターフェックスジャパンが東京ビッグサイトで開催され,田辺先生がVIP招待されました. 東京化成工業(製品化の商談),広栄化学工業,神戸天然物化学,住化分析センター(卒業生との邂逅)のブースで有意義な議論を行いました. |
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2017年6月26日 「砂の器とベンハー:ハンセン病薬の話」です. |
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2017年6月 元論文は, Yuichiro Ashida, Hidefumi Nakatsuji, Yoo
Tanabe, “(Z)-Enol p-Tosylate Derived from Methyl
Acetoacetate: A Useful Cross-coupling Partner for the Synthesis of Methyl (Z)-3-Phenyl (or Aryl)-2-butenoate,” Org. Synth. 2017, 94, 93-108. Yuichiro
Ashida, Satomi Kajimoto, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe, “Synthesis of Methyl
1-Formylcyclopropanecarboxylate utilizing Ti-Claisen Condensation,” Org. Synth. 2016, 93, 286-305. |
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2017年6月12日 当研究室の研究が Org. Synth. 誌の論文として掲載されました. “(Z)-Enol p-Tosylate Derived from Methyl Acetoacetate: A Useful Cross-coupling Partner for the Synthesis of Methyl (Z)-3-Phenyl (or Aryl)-2-butenoate Yuichiro Ashida, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe* Org. Synth. 2017, 94, 93–108. [link] |
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2017年5月13日 関学化学フォーラムを開催致しました.大盛況のうちに終えることが出来,ご来場の皆様には厚く御礼申し上げます.講演頂いた先生方は,いずれも田辺先生の大学時代の同級生で,創薬・バイオ・ケミカルバイオロジーの分野で第一線でご活躍されており,貴重なお話を拝聴することが出来ました. |
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2017年3月7日 |
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2017年3月3日 2017年3月(2016年9月吉日を参照)) 田辺先生の留学先であるGroningen
University の 2016年度ノーベル化学賞Ben L. Feringa 教授を記念する ”Feringa
Academics Symposium 2017” が9月にあり,先生に招待講演がありました.Feringa 研のアカデミック分野の同窓会です. |
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2016年2月25日 蘆田 雄一郎 君が博士学位を取得しました.公聴会も盛況裡に終了しました.おめでとうございます!! 学位論文題目:Development of Divergent and Parallel Synthetic Methods for (E)-
and (Z)-Stereodefined Multi-Substituted Alkene Scaffolds |
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2017年2月15日 当研究室で発表した論文が Synform の
SYNTHESIS Highlights に選ばれました. [選ばれた論文] “A General and Robust Method for the Preparation of (E)- and (Z)-Stereodefined Fully Substituted Enol Tosylates: Promising Cross-Coupling
Partners” |
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2017年1月21日 当研究室の研究が ChemistryOpen 誌の論文として掲載されました |
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2017年1月5日
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2016年9月30日 当研究室の研究が Org. Synth. 誌の論文として掲載されました. |
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2016年9月23日 田辺先生の総説・解説が「香料」誌(非売品)日本香料協会に掲載されました. |
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2016年9月17日 “(Z)-Enol p-Tosylate Derived from Methyl Acetoacetate: A Useful Cross-coupling Partner for the Synthesis of Methyl (Z)-3-Phenyl (or Aryl)-2-butenoate Yuichiro Ashida, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe* がOrg. Synth. に掲載予定です. すでにChecker の再現実験はパスしました.乞うご期待.. |
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2016年9月10日 日本農芸化学会フェローの松尾憲忠氏が10月より田辺研究室に参画されます.同氏は住友化学においてピレスロイド化学をはじめ数々の業績を挙げられており,まだまだ現役バリバリです. |
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2016年9月10日 当研究室の研究が ChemistrySelect 誌の論文として掲載されました. “Acid-induced Favorskii-type Reaction: Regiocontrolled Elimination of Acyloin Mesylates Leading to α,β-Unsaturated Ketones and Application to Formal Total Synthesis of (R)-Muscone from Racemic Muscone” Yuichiro Ashida, Akihiro Tanaka, Kohei Hosomi, Atsushi Nakamura, Tomonori Misaki, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe* |
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2016年9月吉日 |
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2016年8月27日 |
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2016年8月15日 |
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2016年7月29日 |
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当日の様子は,こちら. |
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【お知らせ】 |
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2015年3月12日 |
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2015年3月4日 卒研生4名が配属されました. 田辺研は,今年も楽しく賑やかに頑張ります☆ |
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2016年2月19日 2015年度の卒論発表会が行われました. 当日の様子は,こちら. |
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2016年2月16日 2015年度の修論発表会が行われました. 当日の様子は,こちら. |
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2016年1月20日 蘆田雄一郎 (D2) が本年度の関学理工学部仁田賞を受賞しました. 研究テーマ:マルチ置換 α,β-不飽和エステルの (E)-, (Z)-立体補完的パラレル合成と医薬品合成への応用 |
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2015年12月16-20日 蘆田 (D2), 梶本 (M2), 藤原 (M2), 本田 (M1) の4名が Pacifichem 2015 にて発表しました. |
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2015年11月27日 卒業生の高濱佑次さん(15期生) (アステラス製薬)が日本プロセス化学会2015ウィンターシンポジウムにてJSPC優秀賞受賞講演を行いました. |
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2015年11月21日 関学化学フォーラム「化学と倫理」を開催致しました.たくさんの方々にご来場頂き,ありがとうございました. 当日の様子はこちら. |
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2015年11月10日 蘆田雄一郎 (D2) が 13 th IKCOC-13 にてポスター発表を行いました. |
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2015年11月7日 理工学部ソフトボール大会に参加しましたが,残念ながら 8:9 で一回戦で敗北しました. 大会の様子はこちら. |
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2015年10月27日 蘆田雄一郎(D2)が第41回反応と合成の進歩シンポジウムにてポスター発表(ショートプレゼン)を行いました. |
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2015年08月3-4日 関西学院大学大学院入試試験(一般)が行われ,田辺研究室から2名が合格しました. |
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2015年07月21日 卒業生の高濱佑次さん(15期生) (アステラス製薬) が The 3rd International Symposium on Process Chemistry (ISPC 2015) にて JSPC 優秀賞に選ばれました.おめでとうございます.[link] |
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2015年07月14-15日 仲辻助教が,The 3rd International Symposium on Process Chemistry (ISPC 2015) にてポスター発表をしました.[link]. |
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2015年07月 関西学院大学大学院入試試験(推薦)が行われ,田辺研究室から3名が合格しました. |
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2015年6月17日 当研究室の研究が Org. Biomol. Chem. 誌の論文として掲載されました. “(E)- and (Z)-Stereodefined enol phosphonates derived from β-ketoesters: Stereocomplementary synthesis of fully-substituted α,β-unsaturated esters” Hidefumi Nakatsuji,* Yuichiro Ashida, Hiroshi Hori, Yuka Sato, Atsushi Honda, Mayu Taira, Yoo Tanabe* Org. Biomol. Chem. 2015, 13, 8205−8210. [link] |
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2015年04月01日 田辺研究室に仲辻秀文助教が着任しました.[link] |
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2015年03月 23期生5名が配属されました. |
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2015年2月 当研究室の研究が Chem. Eur. J. 誌の論文として掲載されました. “(E)-,(Z)-Parallel Preparative Methods for Stereodefined β,β-Diaryl- and α,β-Diaryl-α,β-unsaturated Esters: Application to the Stereocomplementary Concise Synthesis of Zimelidine” Yuichiro Ashida, Yuka Sato, Takeyuki Suzuki, Kanako Ueno, Ken-ichiro Kai, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe* Chem. Eur. J. 2015, 21, 5934–5945. [link] |
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2015年1月25日 「震災復興 関学化学フォーラム:あれから 20年」が開催されました.[link] |
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