関西学院大学 理工学部 化学科 田辺研究室

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ご挨拶

 

皆様,田辺研究室のホームページへ,ようこそ!

 田辺研究室は2022年3月で発足以来32年になります.卒業生は130余名,修士95名,博士8名(社会人ドクター1名)におよび,皆,各界で活躍しております.

 彼ら卒業生の努力によって見出された,有機合成反応の幾つかは実際,大学・企業の実験室や工業的に使われ
好評であり,また試験段階のものもあります.目標は新しいコンセプトに基づく,プロセス化学指向の独自反応の開発です.
 開発した新規反応の有用性を示すため,重要化合物の合成への応用も積極的に行っています.すなわち,生理活性天然物の全合成,医農薬・香料,さらにそれらのキー中間体の合成展開を図り,その総計は約80化合物に及びます.
 これは本学のスクールモットーである社会貢献(
Mastery for Service)に準拠するものです.

田辺研日誌


研究室訪問は,随時,行っています.研究室に関する質問等がある場合は,気兼ねなくお尋ね下さい.

注目!

田辺研同窓会は新型コロナ禍のため,三年延期します. 今後の予定に関しては,田辺研HPをウォッチしてください.
田辺先生の最終講義日程が決定しました.


日時・場所:2023311日(土)14:00, 4号館チャペル

最終講義タイトル:「鎖状,3~1938 員環化合物の高選択的有機合成:関学32年への感謝」


万障お繰り合わせの上,ご参加お願いいたします.

 

202210月吉日

 

田辺研12期生の岡林さんが,ダイセルのキラきら情報通信にコア担当メンバーとして紹介されました(2020721日アップも参照).筋トレ健康法についてその蘊蓄(うんちく)を述べられています.さすが田辺研時代のヘラクレス岡林? 面目躍如です.

ご笑覧ください.

Vol.063 20229月号株式会社ダイセル CPIカンパニー (daicelchiral.com)


 20226月吉日

 

田辺研究室の論文: Yuichiro Ashida, Yoo Tanabe, Stereocomplementary and Parallel Syntheses of Multi-substituted (E)-, (Z)-Stereodefined α,β-Unsaturated Esters: Application to Drug Syntheses, Chem. Rec. 20, 1410-1429 (2020). Front cover articleが,Top Downloaded Article としての報告がありました.おめでとうございます!

 

 202241

 

畠山教授が京大理学部化学科(縁ある事に,田辺先生の出身研究室の系譜)に転出されました.代わりに倉橋教授が有機化学系専任教員として就任されました.

有機化学系研究室は激動ですが,心機一転です.

 20223月吉日

 

卒研生4人が配属されました.今年も頑張っていきましょう.


 20223月吉日

 

修士課程5人,卒研生4名が,卒業しました.おめでとうございます!


202112


追悼

小山泰 名誉教授が逝去されました.享年80歳.(化学科物理化学部門の先達)

謹んで哀悼の意を表します.


202111月吉日

 

当研究室の成果が,ACS Omega にオープンアクセスとして掲載されました.

「おもしろ有機分子」擬人化したナフタレマン家族の誕生です! 当研究室のベンズアヌレーション反応を利用します.親子・子供兄弟だけでなく一卵性双生児6人が登場します.

皆さん,何を連想しますか? 「ゴールキーパー」「テニス選手」「サイドスロー投手」「飛ぶ鳥」「泳ぐカエル」・・・

アンケートでは「泳ぐカエル」が多いようです(w

本研究は,増山さん・足立さん・下西さんが 1st stageを開拓し,石川さん・森本さんが 2nd stage を担い,石川さんがまとめ上げました.

なお,この論文は Supplementary cover article として採用されましたImage graphic を以下に載せます.

Synthesis of Naphthaleman Family Utilizing Regiocontrolled Benzannulation: Unique Molecules Composed of Multi-substituted Naphthalenes

Sekiha Ishikawa, Yoshikazu Masuyama, Takeshi Adachi, Takeshi Shimonishi, Shotaro Morimoto, Yoo Tanabe*

http://doi.org/10.1021/acsomega.1c04413

 

 実際のコンフォメーションを Spartan® で計算したところ,両手は平行に開いており,両脚は約130 度に開脚するランニングスタイルです

 


 202111月吉日

 

当研究室の成果が論文としてMoleculesIF: >4)に掲載されました.

独自のシクロプロパン環拡大反応の一環として,ヘテロ型ベンズアヌレーション反応による各種ベンゾチオフェンの合成法です. 

Hetero-type Benzannulation Leading to Substituted Benzothiophenes
Taro Kono, Ryosuke Sasaki, Hideki Goto, Masatoshi Kakuno, Yoo Tanabe*

Molecules 2021, 26, 7008-7020. http://doi.org/10.3390/molecules26227008

  従来法はすべてベンゼン環からベンゾチオフェンを合成するものですが,本方法は全く逆にチオフェン環からベンゾチオフェンを構築するものです.位置制御ベンズアヌレーション反応であり,4-位のクロロ基の特性を活かし,3種のクロスカップリング反応も可能にしています.後藤さん,佐々木さん,角野さんがきっかけを見出し,河野さんがクロスカップリング反応も含め完成形としました.

 

20219月吉日

当研究室の成果が論文としてPharmaceuticals (IF: >5) に掲載されました.15ページの長編です.長らく研究してきたアシルピロン類のキラル全合成の一環です.

農業用殺菌剤や植物成長調節剤の活性はあるが,まさか anti-MRSA(抗院内感染)のテーマに逢着するとは想定外でした.バイオアッセイは慶応大薬の松元先生・榎木先生のグループにお願いしました.

これで,殆どすべてのアシルピロン系天然物のキラル全合成は完了しました.これに関わった学生さんには感謝です(一部謝辞あり)

この論文は森山さんがすべての合成を担当し,わずか数か月で完結しました.さすが触媒的不斉向山アルドール反応の実力です.anti-MRSA活性は予想通りキラル認識を確認しましたが,若干トリッキーな結果でした.

“Asymmetric total syntheses of both enantiomers of plymuthipyranone B and its unnatural analogues: evaluation of anti-MRSA activity and its chiral discrimination”

Mizuki Moriyama 1, Xiaoxi Liu 2, Yuki Enoki 2, Kazuaki Matsumoto 2, and Yoo Tanabe* 1,

Pharmaceuticals 2021, 14, 938-952. https://doi.org/10.3390/ph14090938 [link]




ご笑覧ください!


 20217月吉日

当研究室の成果が論文として On Line版(オープンアクセス)として登場しました.22ページの長編です.想定外のベンズアヌレーション反応という長らくの懸案研究テーマに,一つのピリオドを打つことが出来ました.

Ipso-type regiocontrolled benzannulation for the synthesis of uniquely substituted α-arylnaphthalenes: application to the first total synthesis of chaihunaphthone
Kento Moriguchi, Ryosuke Sasaki, Jun-ichi Morita, Yoshinobu Kamakura, Daisuke Tanaka, Yoo Tanabe*

Ipso-Type Regiocontrolled Benzannulation for the Synthesis of Uniquely Substituted α-Arylnaphthalenes: Application to the First Total Synthesis of Chaihunaphthone | ACS Omega

森口さん(基質一般性の確立・反応機構の解明),佐々木さん(天然物全合成への応用),森田さん(当初の発見),大変ご苦労様でした.田中研の鎌倉博士にも6化合物のX線解析でお世話になりました.加えて,3期生の吉田(太)さんもこの発見に関わっています(謝辞あり).

どうかご笑覧ください!

現在,キラルヴァージョンへの展開について論文作成中です.乞うご期待!


20213月吉日

卒研生4名が配属されました.今年も頑張っていきましょう.


20211月吉日

田辺研究室の修士2年の森山さんが本年度の「仁田記念賞」を受賞しました.

おめでとうございます!

 

202012月吉日

向山先生の追悼エッセイ(京大工学部・村上正浩先生,田辺先生の向山研時代の同胞による著作)が,縁あることに Chemical Record誌のFront Cover 号に同時掲載されました[link]

次世代の若者に向けた,先生の研究哲学・メッセージが述べられています.また,私たちの Accountを先生も泉下でご笑覧されていると思います.

 

2020 12月吉日

下記の Chemical Record 誌の論文が Front Cover を飾ることが決定しました.同誌の年間MVPMost Valuable Paper ?)との編集部の見解です笑覧ください[link]

 

20209月吉日

畠山研に派遣されているJNCTさんの送別会を,弟子のSさんと田辺先生3人で,宝塚「舌鼓やさか」で催しました.

Tさんは信州大学繊維学部・西井良典研究室のご出身で,西井研の思い出話で大いに盛り上がりました.Sさんは,おいしいおいしい!と楽しんでいました.


20209月吉日

田辺研究室の最近約10年の「α,β-不飽和エステルの立体補完的パラレル合成:医薬品合成への応用」に関する研究成果をまとめたAccountinvitedが,オープンアクセスで登場しました.20ページの長編です.Very important and strong methodology (審査意見)としての利用が期待されます.多くの卒業生の皆さんの努力に感謝です(関係者に謝辞があります).
ご笑覧ください!

Yuichiro Ashida and Yoo Tanabe* “Stereocomplementary and Parallel Syntheses of Multi-substituted (E)-, (Z)-Stereodefined α, β-Unsaturated Esters: Application to Drug Syntheses”, The Chemical Record 2020, 20, 1410-1429.[link]




20209月吉日

田辺研究室のシクロプロパン環拡大反応のルーツに関する論文です.1990年に偶然に見出した反応が,カラム精製不要のグラムスケール実用レベルになりました [Synthesis (PSP) (Practical Synthetic Procedure)].住友化学の世古さんによる発見で共著者です.ジベンジル位のジブロモ化およびCl-位のクロスカップリングパートナーとしての応用も述べています.ご笑覧ください[link].

Shinzo Seko, Yoo Tanabe,* Gohfu Suzukamo, "A Novel Synthesis of α- and β-Halonaphthalenes via Regioselective Ring Cleavage of Aryl(gem-Dihalocyclopropyl)methanols and Its Application to Total Synthesis of Lignan Lactones, Justicidin E and Taiwanin C," Tetrahedron Lett., 1990, 31, 6883-6886.[link]

Kento Moriguchi, Taro Kono, Shinzo Seko, Yoo Tanabe,* “Gram-Scale Robust Synthesis of 1-Chloro-2,3-dimethyl-4-phenylnaphthalene: A Promising Scaffold with Three Contiguous Reaction Positions,” Synthesis (PSP) 2020, 52, 3811-3817.



202091

村上 慧 准教授が有機化学系教員の新任として就任されました(公募).故山田英俊先生のご後任です.


20207月吉日

田辺先生が社外取締役を務める田岡化学工業(株)が,優良企業として,日経電子版に,なんと一位に選出されました.おめでとうございます![pdf]


2020721

天然ピレトリン全6種のキラル全合成の論文(J. Org. Chem.2020, 85, 2984-2999,下記,田辺研HP記載)が,ダイセルのキラきら情報通信に紹介されました.

「蚊取り線香の殺虫活性物質を突き止めろ!」

ご笑覧ください.[link]


2020625

田辺先生が,田岡化学工業(株)の社外取締役に就任しました(本学と兼業).[link]

20206月吉日

田辺研M23名,就職内々定が決まりました.そこで,ささやかなお祝いを宝塚「舌鼓やさか」で催しました.おめでとうございます!


20204月吉日

鎌田理沙さん(19期生)が,日本私立大学連盟の「私立大学理工系分野の研究基盤の強化と向上」「理工系分野の卒業生の活躍」にノミネート掲載されました.p. 13 をご覧ください.[link]


20203月吉日

「ピレスロイド・ミニミニ会」を開催しました.JOC長編(16 ページ),Molecules 論文(9ページ)掲載のお祝いで,住友化学研究所長もご参加されました.逆瀬川の「ビストロ・吉田」にて.


 20203月吉日

卒研生5名が配属されました.今年も頑張っていきましょう.


 20203月吉日

当研究室の成果が論文として掲載されました.[link]

天然ピレスロイド計6種の全合成に関するものです.ピレスロイド化学の懸案事項(ミッシング・リンク)に一つの有意義な解答を与えたと思います.16ページの長編です
この内容は,関学広報部の
HPにアップされました.[link]
また,大学プレスセンターにも掲載されました.[link]

“Total Syntheses of All Six Chiral Natural Pyrethrins: Accurate Determination of the Physical Properties, Their Insecticidal Activities, and Evaluation of Synthetic Methods,”
Momoyo Kawamoto, Mizuki Moriyama, Yuichiro Ashida, Noritada Matsuo,* Yoo Tanabe* J. Org. Chem. 2020, 85, 2984-2999.


 20203月吉日

当研究室の成果が論文として Early view として登場しました.日本化学会からの依頼論文です.[link]
入手容易なα-Cl-β-ketoester 由来の (E)-, (Z)-エノールトシラート の逐次段階的,立体保持クロスカップリング反応(鈴木・宮浦,薗頭,溝呂木・HeckBuchbald-Hartwig)の展開です.一連の研究に,もう一つ面白い花を咲かせることができました

“(E)-, (Z)-Stereodefined α-Chloro-β-tosyloxy-α,β-unsaturated Esters: Sequential Cross-couplings for (E)-,(Z)-Stereocomplementary Synthesis of Fully-substituted α,β-Unsaturated Esters,” Asian J. Org. Chem. (special edition)

Yuichiro Ashida, Kohei Nakata, Daisuke Yoshitake, Yuka Sato, Yukie Miyazaki, Yoo Tanabe.

 

 2020215

田辺研一期生3名,当時実験補佐のMさん(旧姓),田辺先生,計5人で「ミニミニ同窓会」を尼崎でやりました.中には27年ぶりに再会もあり,研究室スタート時の苦労(面白?)話で,大いに楽しく盛り上がりました.皆元気で活躍しているのが何よりです.


 20201月吉日

田辺先生が令和2年初頭の有機合成化学協会誌「巻頭言」を執筆されました.

タイトル:「私なりの有機合成化学における温故知新」有機合成化学協会誌2020, 72, 1.  

有機化学の約40年の発展を教科書の変遷と照らし合わせて,その時代の潮流などについて述べています.有機合成化学が,有機化学の基礎,応用,学際分野においても主役であると主張しています.ご笑覧ください.[pdf]


20201月吉日

当研究室の成果が Molecules に掲載されました.天然物Pestalotin の全4種を同一の入手容易な
(R)-glysidol
から syn-, anti-立体補完的に不斉全合成するというものです.Pestalotin は特徴的なピロン環天然物で過去に全合成のターゲットでした(Seebach, Midland, Hagiwara, Curran, etc.).

4種を全合成したのは,森謙治先生のグループによるものに限られています.この方法は異なる2種のキラルプールからの合成であり,中には多段階を要するものがあります.この論文ではかなり短段階で全合成を達成しています.

触媒的不斉向山アルドール反応(現在,Org. Synth. accepted)も登場します.加えて,松井研の織田博士,森研の大塚博士の研究に関係する縁もあります.

“Divergent Asymmetric Total Synthesis of All Four Pestalotin Diastereomers from (R)-Glycidol,” Molecules 2020, 25, 394-409.
Mizuki Moriyama, Kohei Nakata, Tetsuya Fujiwara and Yoo Tanabe* [link]


20191123

追悼

本学理工学部化学科の山田英俊 教授が逝去されました.享年57歳.(田辺先生の有機化学部門の同僚)

謹んで哀悼の意を表します.


 2019年吉日

Sigma-Aldrich 社から田辺研究室で開発した試薬が発売されました.

908371 | Methyl (Z)-2-phenyl-3-(tosyloxy)acrylate [link]

元論文は,

Takeshi Tsutsumi, Yuichiro Ashida, Hiroshi Nishikado, Yoo Tanabe, “Stereoretentive Iron-catalyzed Cross-coupling of an Enol Tosylate with MeMgBr,” Org. Synth. 2018, 95, 403-424. [link]

田辺研で販売された6試薬目です.

 

20195月吉日

田辺研・松尾憲忠博士の Review が掲載されました.これは日本学士院会員の依頼論文でのみ成り立つジャーナルで,(故)森謙治先生がプロモーターという栄誉有るものです.

「日本がリードしたピレスロイド化学」の集大成とも位置づけられる論文(オープンアクセス)で,日本学士院会員の鈴木啓介先生が後継プロモーターです.

ご笑覧ください

Matsuo, N. Proceeding of Jpn. Acad., Ser. B. 2019, 95, 378-400. [link]


725, 26

 

5 th International Symposium on Process Chemistry (Kyoto International Conference Center) にて修士3名と田辺先生がポスター発表を行いました.

Total syntheses of all six chiral natural pyrethrins from available synthetic pyrethroids, directing for process chemistry: accurate determination of the physical properties and insecticidal activities

by Momoyo Kawamoto

Chlorocarbonysulfenyl chlorides: A unique bifunctional electrophilic reagent for the syntheses of heterocyclic compounds, directing for process chemistry

by Masatoshi Kakuno

Catalytic asymmetric Mukaiyama aldol addition using 1,3-bis(siloxy)diene promoted by a Ti(OiPr)4 / (S)-BINOL catalyst, directed for process chemistry 

by Mizuki Moriyama

Three subjects in Organic Syntheses: Simple, useful, but hitherto inaccessible building blocks

by Yoo Tanabe 


201979

田辺先生が関学高等部生徒に「模擬授業」を行いました.タイトルは「蚊取り線香から虫コナーズ:日本がリードした殺虫剤のヒストリア」です.約70人の生徒が熱心に聴講しました.これは,文部科学省の高大連携事業であるWWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム事業の一環です.


20197月吉日

田辺先生が,学術振興会,平成30年度・特別研究員等審査会専門委員(書面担当)の表彰を受けました.公正で有意義な審査に関する顕彰制度です.

おめでとうございます! 

https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_senmonhyosho.html


 

20195月吉日

当研究室の成果が,Org. Synth. 誌にアクセプトされました.現在,Checker の再現実験中です.乞うご期待.

Takeshi Tsutsumi, Mizuki Moriyama, and Yoo Tanabe, “Catalytic Asymmetric Mukaiyama Aldol Addition using 1,3-Bis(siloxy)diene Promoted by a Ti(OiPr)4 / (S)-BINOL Catalyst,” Org. Synth., accepted. under checker’s review.

向山先生への追悼の意味も込められています.


➢ 向山光昭 先生がご逝去されました.享年91歳.(田辺先生の博士学位論文指導者)

➢ 森謙治 先生がご逝去されました.享年84歳.(田辺先生の卒業論文指導者)

お二人のまさに「巨星墜つ」です


20194

シンポジウム「向山先生の思い出を語る会」が,428日,ハイヤットリージェンシー東京で,厳かにかつ盛大に催されました.

野依先生(ノーベル賞)や大村先生(ノーベル賞)を始めとする各界の重鎮10名による,人物像,業績(論文約900報),指導者(直系の大学教授54名輩出)の解説と共に,ユーモアにあふれるエピソードに会は,大いに盛り上がりまた和みました.


 

2019年吉日

祝:卒業生の安河内さん(2004年修士卒)(カネカ)が,平成30年度有機合成化学協会賞(技術的なもの)を受賞されました.おめでとうございます!

題目「連続フロー反応による医薬品の革新的プロセス開発」[link]


20193

当研究室の成果が論文として掲載されました.

“Synthesis and stereostructure‒activity relationship of novel pyrethroids possessing two asymmetric centers on a cyclopropane ring”

Takashi Taniguchi, Yasuaki Taketomo, Mizuki Moriyama, Noritada Matsuo and Yoo Tanabe*

Molecules 2019, 24, 1023-1041. [link]

一連のピレスロイド殺虫剤のキラル立体構造活性相関に関する楽しい研究です.

これまで3不斉中心シクロプロパン剤の明瞭なキラル認識(8エナンチオマーのうち1つに活性集中)を報告しました(J. Chem. Soc., Perkin Trans. 1, 1996, 1243-1249.  Bioorg. Med. Chem. 2001, 9, 33-39),しかし,これらの合成は繁雑な光学分割や顕谷不斉触媒を用いるなど,労力を要すものでした.

一方,今回の方法は実にシンプルに2不斉中心の新規シクロプロパンピレスロイドが合成可能で,想定どおり明瞭なキラル認識(4エナンチオマーのうち1つに活性集中)が発現しました.エステル体よりもエーテル体が活性を示したことは若干予想外でしたが・・・

中間体のキラルシクロプロパン化合物は医農薬の創薬研究にも役立つとも期待されます.

 

2019317-19

 

B4, M1, M2 全員,計12名が第99回日本化学会春季年会にて口頭・ポスター発表を行いました.


2019311

田辺研2013年修士課程卒業生の山本歩さんの最新記事です.

「話題の人物,ジャイアンツの坂本工投手の先輩投手として」
「巨人・坂本工の先輩 関学大準硬式出身の元西武投げる化学者の今」
[link]


201935

卒研生5名が配属されました.今年も頑張っていきましょう!!


 201931

 

3月生まれ4人の誕生日会を開きました。
豪勢に飾りつけもして楽しい会となりました。ありがとう!

 

 20192月吉日

19日修士論文発表3人,22日卒業研究発表5人無事終了しました.

ご苦労様でした!


 20191月吉日

田辺研究室の修士2年の堤君が本年度の「仁田記念賞」を受賞しました.おめでとうございます!

 

 201812月吉日

当研究室の成果が論文として掲載されました.

Utilization of Chlobenthiazone and Benazoline-ethyl as 4-Substituted 2(3H)-Benzothiazole-2-one Scaffolds

Masatoshi Kakuno, Shotaro Izawa, Taichi Takemoto, and Yoo Tanabe*

Heterocycles 2018, 96, 1925-1939.

ユニークな二官能性反応剤であるChlorocarbonylsulfenyl chloride の研究の一環です.田辺先生が最初にプロセス化学に関与した Chlobenthiazone を基盤とした官能基化に関します.
安価な供給力の有る2つの農薬,Chlobenthiazone(イモチ病殺菌剤)およびBenazoline-ethyl(除草剤)の4-位クロロ基をクロスカップリングに利用するというものです.
加えて,類型の天然物mevashuntinの短段階形式全合成への利用も述べられています.
北原武先生(松井・森研究室の後継名誉教授)のDanishefsky-Kitahara dieneも登場する楽しい論文です.

 

 201812

東京化成から田辺研究室で開発した試薬が販売されました.
(CAS番号88157-41-9 製品コードM3045[link]
元論文は,

Yuichiro Ashida, Satomi Kajimoto, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe, “Synthesis of Methyl 1-Formylcyclopropanecarboxylate utilizing Ti-Claisen Condensation,” Org. Synth. 2016, 93, 286-305. [link]

 

 201810月吉日

当研究室の成果が,Org. Synth. 誌の論文として掲載されました.これでOS第三弾です.従来法では得難い,シンプルな有用化合物の合成法で,関連反応のレヴューも記載しています.幅広い利用が期待されます.

“Stereoretentive Iron-catalyzed Cross-coupling of an Enol Tosylate with MeMgBr”

Takeshi Tsutsumi, Yuichiro Ashida, Hiroshi Nishikado, and Yoo Tanabe*

Org. Synth. 2018, 95, 403-424. [link]
 

 20189月吉日

当研究室の成果が論文として Web掲載されました.

Ring-Closing Strategy Utilizing Nitrile α-Anions: Chiral Synthesis of (+)-Norchrysanthemic Acid and Expeditious Asymmetric Total Synthesis of (+)-Grandisol

Tetsuya Fujiwara, Tomohito Okabayashi, Yuji Takahama, Noritada Matsuo, Yoo Tanabe* [link]

類型の方法論で2つの有名化合物(三および四員環)の短段階不斉合成を達成しました.
松尾博士(理工学部研究員で,現在田辺研で研究継続中)の発明品である,ピレスロイド殺虫剤「
SumiOne®」の酸部分の初めての不斉合成法です.

また,田辺先生が卒研(松井・森研)時代に勉強会で初めて取り上げた,昆虫性フェロモン「Grandisol」の二番目の触媒的不斉合成法です(一番目は,奈良坂・林・草間先生によるもの,17 steps).G. Stork の画期的なシクロブタン形成反応(ラセミ)に,Shi 不斉エポキシ化を加味し達成したもの(8 steps)です.藤原さん,たいへんご苦労様でした.

 

注目!

91日に「関学田辺研・東京支部同窓会」を開催します.場所・時間は前回と同様に荻窪「とみ笑」Fにて,18:00- です.飛び入り参加承ります(一週間前までに連絡くださいね).前回同様,盛り上がりましょう!!


「関学田辺研・東京支部同窓会」が盛大に行われました.現在の活躍,昔話に時を忘れるのも語り合い,気付けば4時間以上経ってました.また,適宜,開催する予定ですので乞うご期待!


 20188月吉日

当研究室の成果が論文としてWeb掲載されました.

“Stereoretentive Suzuki–Miyaura and Kumada–Tamao–Corriu Cross-Couplings for Preparing (E)- and (Z)-Stereodefined, Fully Substituted α,β-Unsaturated Esters: Application for a Pharmacophore Synthesis”

Yuka Sato, Yuichiro Ashida, Daisuke Yoshitake, Mayuko Hoshino, Taichi Takemoto, Yoo Tanabe* [link]

長らくの継続課題である多置換 α,β-不飽和エステルの E-, Z-立体補完的合成において,最も簡便な方法と言えます.鈴木・宮浦だけでなく熊田・玉尾・Corriuクロスカップリングも可能です.メルク医薬中間体への応用もあり,本報の今後の利用が期待されます.

 

630日に大学院推薦入試(面接)が行われました.田辺研から計3名が受験し,無事全員合格しました.また,計2名は外部大学院を受験し,これも無事合格しました.

おめでとうございます!


20187月吉日

当研究室の成果が論文として掲載されました.

Benzyl (R)-2-(Acetylthio)Propanoate: A Promising Sulfur Isoster of (R)-Lactic Acid and Ester Precursors

Ryosuke Sasaki, Momoyo Kawamoto and Yoo Tanabe*


Molbank (communication)
2018, 2018(3), M1010 [link]

前論文 (Chirality, 2018, 30, 816-827) の光学活性チオ乳酸に関しての改良法です.ベンジルエステルを用いることで,悪臭は大幅に軽減され,チアゾリジン-4-オンに誘導することなく直接HPLCで光学純度を決定することが可能になりました.

 

 726, 27

日本プロセス化学会 2018 サマーシンポジウム(東京・タワーホール船堀)にて,理工学部研究員の蘆田さん,竹本さん,M2の堤君,M1の角野君,川元さん,福田君,吉竹君,そして田辺先生が発表しました.情報交換会も盛り上がりました.

総勢8名のデレゲーションでした.


710

西日本豪雨に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます.
西日本全域な災害であったため,該当する田辺研卒業生もおられると思います.
思い起こせば,阪神淡路大震災にも田辺研開設 4年後に被災しました.
一早い復興を心から祈念する次第です.


 201866, 7

 

113回有機合成シンポジウム(名古屋大学)にて,堤君と田辺先生が発表を行いました.

➢ 堤(ポスター発表):(Z)-3-アリール-2-ブテン酸メチルおよび (Z)-2-アリール-2-ブテン酸メチルの実用的合成:Organic Syntheses 二題

➢ 田辺(口頭発表):Ti-Claisen 縮合及びTi-直接アルドール反応を基軸とする,alternaric acid 及び (–)-azaspirene の不斉全合成


20184月吉日

当研究室の成果が論文として掲載されました.

“Stereocomplementary Synthesis of cis- and trans-2-(p-Bromophenyl)-5-methylthiazolidin-4-ones: Useful Umpolung-type Suzuki-Miyaura Cross-coupling Partner and Donor,”

Ryosuke Sasaki, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe,

J. Heterocycl. Chem. 2018, 55, 1112-1118. [link]( DOI: 10.1002/jhet.3141)

PAF剤の開発研究ならびに最近のクロスカップリング反応の展開です.Umpolung 型方法がポイントです.

 

 20184月吉日

当研究室の成果が論文として掲載されました.

Chiral Syntheses of Methyl (R)-2-Sulfanylcarboxylic Esters and Acids with Optical Purity Determination using HPLC”

Ryosuke Sasaki and Yoo Tanabe

Chirality, 2018, 30, 816-827 (Web: 16 April 2018) [link][link]

田辺先生が住友化学時代,抗PAF剤の開発研究で,オランダ・フローニンヘン大学の Kellogg 教授と論文上で親交を持ち,その契機となった内容に関するものです.その縁で20年ほど前に留学の機会を得ました.実は,Kellogg 教授の弟弟子でゼミを同じくする隣の研究室のFeringa 教授(2016年度ノーベル化学賞)もこの研究に関与しています(下にスクロールすると写真が出てきます).

佐々木さんの多大な努力により,田辺先生と彼らの研究を合体してリファインしました.プロセス化学として実用化されることが期待されます.

 

 2018320-23


B4, M1, M2
の計8名が第98回日本化学会春季年会にて口頭・ポスター発表を行いました.


36

卒研生5名が配属されました.今年も頑張っていきましょう.


 3月吉日


田辺先生が,住友化学・大分工場で招待講演をしました.

タイトル「スミソーヤとサンガー法とクロスカップリング」で,懐かしいプロセス化学の秘話,当時の上司や同輩後輩の想い出を紹介したわけです.

その後,「スミソーヤ」の工場見学を行い,日本一の農薬製造プラントを堪能しました.


注目!【田辺研 OBOG の方々へのお知らせ

このたび田辺研同窓会を下記のとおり開催する運びとなりました.詳細は,後日お知らせ致します.
御多忙とは思われますが,皆様のご来会をお待ちしております.

日時:2018311日(日)14:00~16:00 (注意)日程・時間が変更になりました.
場所:関西学院会館(662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1155


田辺研究室同窓会が盛大に行われました.立ち上げ時の一期生・補佐から,勉学とその苦楽を共有した225期生の卒業生が一同に介して,時の経つのも忘れて楽しみました.そのまま2次会,3次会へ・・・

次回は,オリンピックイヤー,2年後の5月週末を予定しています.乞うご期待!


12月吉日

田辺先生が,田辺研OB一期生2名と矢ヶ崎研OB一期生1名とで,宝塚にて楽しい夜の宴を催しました.

研究室立ち上げの懐かしい話で,3時間も盛り上がりました.


住友化学の除草剤「スミソーヤ」(学名:フルミオキサジン)が本年度の「大河内記念賞」,しかもトップの「特賞」に採択されました.住友化学においても初の「特賞」受賞です.

「大河内記念賞」とは,あらゆる産業界における最高栄誉の賞です.[link]
田辺先生は約30年前にそのプロセス化学に関与されました.おめでとうございます!

「スミソーヤ」は,おそらく日本の農薬史上,最大の剤になるとみられます.[link][link]

  
 

20181月吉日

当研究室の成果が論文として掲載されました.

Straightforward Synthesis of N-Methyl-4-(pin)B-2(3H)-benzothiazol-2-one: A Promising Cross-Coupling Reagent”

Shotaro Izawa, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe

Molbank 2018, M976 (Special Issue Heterocycles, communication, Invited) [link]

内容は,田辺先生が30数年前,初めてプロセス化学に関わった殺菌剤 Chlobenthiazone から,新規鈴木・宮浦クロスカップリング・ライブラリー反応剤を合成するというものです.

殺菌剤 Chlobenthiazone は慢性毒性試験で最終段階にてドロップした,いわく付きの化合物ですが,こんな利用法もあるということです.開発経緯は「農薬の話:ウソ・ホント」化学工業日報社,1989年,p. 242 に詳しく述べられています.

19891024日 朝日新聞>

「巨費も無に帰す」

Chlobenthiazone (S-1901) ・・・85年秋のこと.開発過程から考えると,15年近くの歳月・・・30-40億円にのぼる研究費が,消えた. [link]

 

20171021


当研究室の論文が,Organic Chemistry Portal “Best synthetic method” に選ばれました.[link]

[元論文]

“A General and Robust Method for the Preparation of (E)- and (Z)-Stereodefined Fully Substituted Enol Tosylates: Promising Cross-Coupling Partners”
Yuichiro Ashida, Yuka Sato, Atsushi Honda, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Synthesis
2016, 48, 4072–4080. [link], Synform 2017, 03, A38–A43.
[link]

 

20171013

卒業生の鎌田理沙さん(2014 M 卒:ぺんてる勤務)が日刊工業新聞の「リケジョ小町」のコーナーに登場しました.色々なメーカーで活躍するリケジョのインタビューです.[link]
また,の論文の共著者です.

20171010

当研究室の研究が Adv. Synth. Catal. 誌の論文として掲載されました.

Dehydration-type Ti-Claisen Condensation (Carbonhomologation) of α-Heteroatom-substituted Acetates with Alkyl Formates: Utilization as (Z)-Stereodefined Cross-coupling Partners and Application to Concise Synthesis of Strobilurin A
Hidefumi Nakatsuji,* Risa Kamada, Hideya Kitaguchi, Yoo Tanabe*
Adv. Synth. Catal. 2017, 359, 3865–3879. [link]
 

2017831

田辺先生が「世界の紳士録」に登録されました.

 https://wwlifetimeachievement.com/2017/07/13/yoo-tanabe/

 Who’s Whoとは,
https://ja.wikipedia.org/wiki/Marquis_Who%27s_Who


2017825

関学有機化学セミナーを開催致しました.

「日本がリードしたピレスロイドの創薬研究

日本農芸化学会フェロー, 現 田辺研究室 松尾憲忠

日時:2017830日 1300 ~ 1430
場所:理工学部号館 205号室





2017
年7月1日

大学院推薦入試(面接)が行われました.田辺研から計4名が受験し,無事全員合格しました.

2017628

インターフェックスジャパンが東京ビッグサイトで開催され,田辺先生がVIP招待されました.

東京化成工業(製品化の商談),広栄化学工業,神戸天然物化学,住化分析センター(卒業生との邂逅)のブースで有意義な議論を行いました.


2017626

チャペル週報2017, No. 12に田辺先生のショートエッセイが掲載されました.[link]

「砂の器とベンハー:ハンセン病薬の話」です.

抗生物質が医療に如何に貢献しているかを,ハンセン病を通じて披露しています.「砂の器」と「ベンハー」は,日米の有名な大作映画です.「砂の器」は松本清張(いわずと知れた芥川賞作家)の小説代表作であり,「ベンハー」はチャールトン・ヘストン主役のハリウッドのスペクタクルです.

20176

東京化成から田辺研究室で開発した試薬が販売されました
Methyl (Z)-3-(p-Toluenesulfonyloxy)but-2-enoate (CAS番号:1029612-18-7 製品コードM3043[link]

元論文は,

Yuichiro Ashida, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe, “(Z)-Enol p-Tosylate Derived from Methyl Acetoacetate: A Useful Cross-coupling Partner for the Synthesis of Methyl (Z)-3-Phenyl (or Aryl)-2-butenoate,” Org. Synth. 2017, 94, 93-108.

 また,1-ホルミルシクロプロパンカルボン酸メチルも,現在,製品化を検討中です.

Yuichiro Ashida, Satomi Kajimoto, Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe, “Synthesis of Methyl 1-Formylcyclopropanecarboxylate utilizing Ti-Claisen Condensation,” Org. Synth. 2016, 93, 286-305.

 
2017612

当研究室の研究が Org. Synth. 誌の論文として掲載されました.

(Z)-Enol p-Tosylate Derived from Methyl Acetoacetate: A Useful Cross-coupling Partner for the Synthesis of Methyl (Z)-3-Phenyl (or Aryl)-2-butenoate
Yuichiro Ashida, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Org. Synth. 2017, 94, 93–108. [link]
 
 

2017年5月13日

関学化学フォーラムを開催致しました.大盛況のうちに終えることが出来,ご来場の皆様には厚く御礼申し上げます.講演頂いた先生方は,いずれも田辺先生の大学時代の同級生で,創薬・バイオ・ケミカルバイオロジーの分野で第一線でご活躍されており,貴重なお話を拝聴することが出来ました.





2017316-19

M1, B4 の計6名が97回日本化学会春季年会 にて口頭・ポスター発表を行いました.

 

201737

卒研生6名が配属されました.

 

201733

仲辻助教が,2nd European Organic Chemistry Congress にて招待講演を行いました.

Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe, “(E)- and (Z)-Stereodefined parallel syntheses of multi-substituted α,β-unsaturated esters: Application to short step syntheses of both (E)- and (Z)- Zimelidines and Tamoxifens” 2nd European Organic Chemistry Congress (Hyatt Amsterdam Airport hotel), 2017.3.3.




20173月(20169月吉日を参照)


田辺先生の留学先であるGroningen University 2016年度ノーベル化学賞Ben L. Feringa 教授を記念する

”Feringa Academics Symposium 2017” 9月にあり,先生に招待講演がありました.Feringa 研のアカデミック分野の同窓会です.


2016225

蘆田 雄一郎 君が博士学位を取得しました.公聴会も盛況裡に終了しました.おめでとうございます!!

学位論文題目:Development of Divergent and Parallel Synthetic Methods for (E)- and (Z)-Stereodefined Multi-Substituted Alkene Scaffolds



2017215

当研究室で発表した論文が Synform SYNTHESIS Highlights に選ばれました.

A General and Robust Method for the Preparation of (E)- and (Z)-Stereodefined Fully Substituted Enol Tosylates: Promising Cross-Coupling Partners”
Yuichiro Ashida, Yuka Sato, Atsushi Honda, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Synform 2017, 03, A38–A43.
[link]

[選ばれた論文]

“A General and Robust Method for the Preparation of (E)- and (Z)-Stereodefined Fully Substituted Enol Tosylates: Promising Cross-Coupling Partners”
Yuichiro Ashida, Yuka Sato, Atsushi Honda, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Synthesis
2016, 48, 4072–4080.



2017121

当研究室の研究が ChemistryOpen 誌の論文として掲載されました

“Divergent Synthetic Access to E- and Z-Stereodefined All-Carbon-Substituted Olefin Scaffolds: Application to Parallel Synthesis of (E)- and (Z)-Tamoxifens
Yuichiro Ashida, Atsushi Honda, Yuka Sato, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
ChemistryOpen 2017, 6, 73–89. [link]

 


201715


当研究室の研究が Molecules (Asymmetric Synthesis 2016, invited) 誌の論文として掲載されました.

“Asymmetric Total Syntheses of Two 3-Acyl-5,6- dihydro-2H-pyrones: (R)-Podoblastin-S and (R)-Lachnelluloic Acid with Verification of the Absolute Configuration of (−)-Lachnelluloic Acid
Tetsuya Fujiwara, Takeshi Tsutsumi, Kohei Nakata, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe *
Molecules 2017, 22, 69–77. [link]

 


2016
930

当研究室の研究が Org. Synth. 誌の論文として掲載されました.

“Synthesis of Methyl 1-Formylcyclopropanecarboxylate utilizing Ti-Claisen Condensation
Yuichiro Ashida, Satomi Kajimoto, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Org. Synth. 2016, 93, 286–305. [link]

 


2016923

田辺先生の総説・解説が「香料」誌(非売品)日本香料協会に掲載されました.

「チタン反応を利用するムスク・ミント・ジャスミン系高級香料の実用的化学合成」
香料, 2016, 秋号,p. 29-36. [PDF]

ここでは,田辺研究室のTi-Claisen縮合, Ti-直接aldol付加反応の発見から,香料・カルバペネムの合成への応用,さらに研究の経緯から向山アルドール反応の思い出に至るまでの詳細な解説が記されています.



2016923

当研究室の研究が Molbank (The 1st. communication, invited) 誌の論文として掲載されました.

“Straightforward synthesis of 2(5H)-furanones as promising cross-coupling partners: Direct furanone annulation utilizing Ti-mediated aldol addition
Yuki Ban, Yuichiro Ashida, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Molbank 2016, M908. [link]

 


2016917

(Z)-Enol p-Tosylate Derived from Methyl Acetoacetate: A Useful Cross-coupling Partner for the Synthesis of Methyl (Z)-3-Phenyl (or Aryl)-2-butenoate
Yuichiro Ashida, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*

Org. Synth. に掲載予定です.

すでにChecker の再現実験はパスしました.乞うご期待.



2016910

日本農芸化学会フェローの松尾憲忠氏が10月より田辺研究室に参画されます.同氏は住友化学においてピレスロイド化学をはじめ数々の業績を挙げられており,まだまだ現役バリバリです.


2016910

当研究室の研究が ChemistrySelect 誌の論文として掲載されました.

“Acid-induced Favorskii-type Reaction: Regiocontrolled Elimination of Acyloin Mesylates Leading to α,β-Unsaturated Ketones and Application to Formal Total Synthesis of (R)-Muscone from Racemic Muscone”
Yuichiro Ashida, Akihiro Tanaka, Kohei Hosomi, Atsushi Nakamura, Tomonori Misaki, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe* ChemistrySelect 2016, 1, 3215–3218. [link]
 


20169月吉日 

田辺先生の留学先であるオランダ,Groningen University Ben L. Feringa 教授が2016年度ノーベル化学賞を受賞しました.Congratulation !!

 


2016827

当研究室の研究が Eur. J. Org. Chem. 誌の論文として掲載されました.
Asymmetric Total Synthesis of (-)-Azaspirene by Utilizing Ti-Claisen Condensation and Ti-Direct Aldol Reaction”
Mikiko Sugi, Ryohei Nagase, Tomonori Misaki* Hidefumi Nakatsuji, Yoo Tanabe*
Eur. J. Org. Chem. 2016, 4834–4841. [link]

 


2016825

関学理工学部講演会を開催致しました.
中山勉先生は,田辺先生の大学時代の同級生であり,825日から26日にかけて集中講義で来られた菅敏幸先生(静岡県立大学薬学部薬学科医薬品製造化学分野 教授)と共同研究をされています.

「お茶を化学する?」

日本獣医生命科学大学応用生命科学部 教授
中山 勉 

日時 8251700-18:00
場所 理工学部号館 203
参加費無料


 
 

2016815

当研究室の研究が Synthesis 誌の論文として掲載されました.

“A General and Robust Method for the Preparation of (E)- and (Z)-Stereodefined Fully Substituted Enol Tosylates: Promising Cross-Coupling Partners”
Yuichiro Ashida, Yuka Sato, Atsushi Honda, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Synthesis 2016, 48, 4072–4080. [link]

 


201686

86日に田辺研東京ミニ同窓会を行いました.東京丸の内キャンパスで「有機実験・ペンタエリスリトールについての経過報告」,荻窪「とみ笑」にて懇親会です.吉田(太)さん(3期生),船越さん(7期生),中村さん(8期生)が参加し,4時間にわたり和気藹々,侃々諤々と盛り上がりました.
なお,ペンタエリスリロールの有機実験は,3年生の長年テーマですが,平均収率10%を切りはじめ,学生もがっかりしたりで大きな懸案でした.吉田(太)さんの尽力により,今年度平均収率は50%を超えました! グレート!
これ仁田勇先生が炭素の正四面体構造をX線構造解析にて真に確立した記念業績であり,テーマとして存続が望まれていました.
なお,定期的に東京同窓会を企画するので,卒業生の横の連絡をお願いします.



2016729

D3, M2 2名が日本プロセス化学会2016サマーシンポジウム にてショートプレゼン・ポスター発表を行いました.



2016324-26

D2, M2, M1, B4 の計9名が第96回日本化学会春季年会 にて口頭・ポスター発表を行いました.



20151121

関学理工学部特別講演会「微生物の贈り物-熱帯病の制圧に貢献するエバーメクチンの発見-」を開催致しました.たくさんの方々にご来場頂き,ありがとうございました.

当日の様子は,こちら.



【お知らせ】

関学理工学部特別講演会を開催致します.皆様のご自由なご来校をお待ち申し上げます.

「微生物の贈り物-熱帯病の制圧に貢献するエバーメクチンの発見-

北里大学・北里生命科学研究所・教授
塩見 和朗 

日時 3191500-17:00
場所 理工学部号館 205
参加費無料


 

2015312

田辺研究室ミニ同窓会(関西)を旬魚 旬菜 咲くら 梅田阪急グランドビル店にて開催しました.

お忙しい中,急にも関わらず,24名(OB : 15名,現役生:9名)の方々に 集まって頂き,2次会を含め,大変楽しい時間が過ごすことができました.

基本的には今回のようなミニ同窓会を1年に1度のペースで行い, 節目の年には,会場を借りて大々的に行いたいと考えております.今回,残念ながら参加出来なかった方々もご都合が宜しければ,是非,参加頂ければと思います.

 

201534

卒研生4名が配属されました.
田辺研は,今年も楽しく賑やかに頑張ります
 

2016219

2015年度の卒論発表会が行われました. 当日の様子は,こちら


2016216

2015年度の修論発表会が行われました. 当日の様子は,こちら

 
2016120

蘆田雄一郎 (D2) が本年度の関学理工学部仁田賞を受賞しました.

研究テーマ:マルチ置換 α,β-不飽和エステルの (E)-, (Z)-立体補完的パラレル合成と医薬品合成への応用


20151216-20

蘆田 (D2), 梶本 (M2), 藤原 (M2), 本田 (M1) 4名が Pacifichem 2015 にて発表しました.


20151127

卒業生の高濱佑次さん(15期生) (アステラス製薬)が日本プロセス化学会2015ウィンターシンポジウムにてJSPC優秀賞受賞講演を行いました.

 
20151121

関学化学フォーラム「化学と倫理」を開催致しました.たくさんの方々にご来場頂き,ありがとうございました.

当日の様子はこちら



20151110

蘆田雄一郎 (D2) 13 th IKCOC-13 にてポスター発表を行いました.



2015117

理工学部ソフトボール大会に参加しましたが,残念ながら 89 で一回戦で敗北しました.



大会の様子はこちら


 
20151027

蘆田雄一郎(D2)が第41回反応と合成の進歩シンポジウムにてポスター発表(ショートプレゼン)を行いました.


201599

関学化学フォーラム「化学と倫理」を開催致します.

日時:20151121日(土) 13:00 -
場所:関西学院大学神戸三田キャンパス号館401号室(チャペル)
皆様の自由なご来校をお待ち申し上げます.




 
2015083-4

関西学院大学大学院入試試験(一般)が行われ,田辺研究室から2名が合格しました.
 

20150721

卒業生の高濱佑次さん(15期生) (アステラス製薬) The 3rd International Symposium on Process Chemistry (ISPC 2015) にて JSPC 優秀賞に選ばれました.おめでとうございます.[link]
 

20150714-15

仲辻助教が,The 3rd International Symposium on Process Chemistry (ISPC 2015) にてポスター発表をしました.[link]
  
 
201507

関西学院大学大学院入試試験(推薦)が行われ,田辺研究室から3名が合格しました.


2015617

当研究室の研究が Org. Biomol. Chem. 誌の論文として掲載されました.

“(E)- and (Z)-Stereodefined enol phosphonates derived from β-ketoesters: Stereocomplementary synthesis of fully-substituted α,β-unsaturated esters”
Hidefumi Nakatsuji,* Yuichiro Ashida, Hiroshi Hori, Yuka Sato, Atsushi Honda, Mayu Taira, Yoo Tanabe*
Org. Biomol. Chem.
2015, 13, 8205−8210. [link]


 



20150401

田辺研究室に仲辻秀文助教が着任しました.[link]
 

201503

23期生5名が配属されました.
 

20152

当研究室の研究が Chem. Eur. J. 誌の論文として掲載されました.

 “(E)-,(Z)-Parallel Preparative Methods for Stereodefined β,β-Diaryl- and α,β-Diaryl-α,β-unsaturated Esters: Application to the Stereocomplementary Concise Synthesis of Zimelidine”
Yuichiro Ashida, Yuka Sato, Takeyuki Suzuki, Kanako Ueno, Ken-ichiro Kai, Hidefumi Nakatsuji,* Yoo Tanabe*
Chem. Eur. J. 2015, 21, 5934–5945. [link]
 



2015
125

「震災復興 関学化学フォーラム:あれから 20年」が開催されました.[link]



 



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