高校生対象 SCI-TECH RESEARCH FORUM 2018
理工学部の取り組みのひとつである「SCI-TECH RESEARCH FORUM 2018(課題研究発表会)」では、課題研究などに取り組んだ高校生の研究発表と本学の大学生・院生による研究発表、研究者も交えた交流の場を提供し、今年度で4回目を迎えます。
開催日 | 2018年11月24日(土)10:30~15:45 |
開催場所 | 関西学院大学 神戸三田キャンパス 6号館/アカデミックコモンズ |
対象 | 高校1年生~3年生(全学年を対象とします) |
プログラム | 1.開会式(10:30~) 2.オリエンテーション・トピック講演(10:45~) 3.オープンラボ -研究室見学-(12:10~13:10) 4.高校生による課題研究内容に関するポスター形式の発表(13:10~15:30) 参加大学生・院生による研究内容に関するポスター形式の発表 5. 閉会式(15:30~) |
SCI-TECH RESEARCH FORUM 2018 実施結果とアルバム
よく晴れた11月24日土曜日、Sci-Tech Research Forum2018を実施しました。今年で4回目となる本イベントに近畿圏の高校を中心に全国の17高校より149名(45テーマ)の発表があり、見学高等学校生徒を含めると総勢230名を超える人々がアカデミックコモンズに集いました。
- 開会式・オリエンテーション・講演会 (10:30~11:20)
全国各地より高校生がⅥ(6)号館に集まりました。水木純一郎理工学部長(先進エネルギーナノ工学科教授)より、日本の化学の祖とも言われる蘭学者 川本幸民が三田藩出身であることを引用し、学術研究の場所として充実した施設を誇る神戸三田キャンパスの魅力を紹介、よき一日となるようご挨拶させていただきました。
オリエンテーションのあとは巳波弘佳教授(情報科学科)による「AIを活用できる人材とは?」をテーマとしたトピック講演。AI技術の発展に伴い大きな転換期を迎えている今、これからの社会で必要とされる人材やスキルについて、未来を担う高校生へ向けて講義をおこないました。 - オープンラボ・研究室見学 (12:10~13:00)
本学食堂にて昼食をとったあと、高校生たちは研究室見学をおこないました。また並行してダイハツ工業株式会社による展示もありました。最先端の研究紹介や研究室での生活を体験していただき、教員や学生と触れ合うことで、高校生のみなさんに研究室の雰囲気や研究室生活を肌で感じていただいたことと思います。
- 高校生による課題研究に関するポスター発表 (13:10~15:30)
高校生による課題研究に関するポスター発表です。1回の発表を20分間として高校生たちが進めている課題研究の報告をおこないました。なかには英語で発表する生徒たちの姿もあり、理工学部教員や大学院生による指導助言のほか、高校の先生方も他校の生徒の発表に対して熱心に耳を傾けアドバイスする姿が見受けられました。
皆さん、日頃の取り組みの成果を発揮し、他校の生徒の発表を聞くこと、また自分たちの発表に対してのたくさんの質問を受けることにより、多くの発見やあらたな課題があったことと思います。また同時に本学大学院生によるポスター発表では、集まった高校生に向けて、各自が取り組んでいる研究についてわかりやすく説明をおこないました。大学院生の研究水準を知っていただき、研究に関する具体的なイメージを持っていただく機会となったことでしょう。
後援
- ダイハツ工業株式会社
- 国立研究開発法人理化学研究所 放射光科学総合研究センター
- 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所
- 公益財団法人高輝度科学研究センター
- 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構原子力科学研究部門物質科学研究センター
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