高校生対象 SCI-TECH RESEARCH FORUM 2017
理工学部は、社会に研究成果を還元するために、高度な知的リソースを学内外に幅広く提供する様々な機会を設けています。そのひとつであるSci-Tech Research Forumでは、課題研究などに取り組んだ意欲ある高校生の研究発表と本学の大学生・院生による研究発表、研究者も交えた交流の場を提供しています。
開催日時 | 2017年11月25日(土)10:30~15:30 |
開催会場 | 関西学院大学 神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ |
プログラム | 1.本学の大学生・院生の研究発表(ポスター形式) 10:45~12:00 2.オープンラボ -研究室見学- (高校生対象) 13:00~14:00 3.課題研究に関する意見交流会 (高校教員対象) 13:00~14:00 4.高校生による課題研究に関するポスター形式の発表 14:00~15:30 |
SCI-TECH RESEARCH FORUM 2017 実施結果とアルバム
少し肌寒いが良く晴れた11月25日 土曜日、Sci-Tech Research Forum2017を実施いたしました。今年で3回目となる本イベントに近畿圏の高校を中心に全国の16高校より113名(発表テーマ数37)の申込みがあり、高等学校教員および見学者を含めると総勢170名を超える人々がアカデミックコモンズに集いました。
- 大学生・院生の研究発表(ポスター形式) (10:45~12:00)
Ⅵ(6)号館での開会式・オリエンテーションのあと、アカデミックコモンズにおいて、各学科・専攻の大学生・大学院生23名による研究発表(ポスター発表形式)をおこないました。集まった高校生に向けて、各自が取り組んでいる研究についてわかりやすく説明をおこないました。大学生・大学院生の研究水準を知っていただき、研究に関する具体的なイメージを持っていただく機会となりました。
午後からのプログラムでは、高校生と引率の高校教員がそれぞれ別のプログラムに参加しました。 - 高校生対象 オープンラボ(研究室見学) (13:00~14:00)
本学食堂にて昼食をとったあと、高校生たちは研究室見学をおこないました。最先端の研究紹介や研究室での生活を体験していただき、教員や学生と触れ合うことで、高校生のみなさんに研究室の雰囲気や研究室生活を肌で感じていただいたことと思います。
- 高校教員対象 課題研究に関する意見交換会 (13:00~14:00)
課題研究を指導されている高校の先生方を対象にパネルディスカッションをおこないました。大手前高等学校、堀川高等学校、三田祥雲館高等学校のパネラーの先生方3名により、各校での取り組みをご紹介いただいたあと、「課題研究の課題設定」をテーマとして意見交換をおこないました。どのように課題設定をおこない、生徒の要望に応えているかについて話し合い、本学の教員からは、大学では卒業研究のテーマ決めをどのように設定しているかについて参考意見も出されました。皆さまありがとうございました。
- 高校生による課題研究に関するポスター形式の発表 (14:00~15:30)
最後に本日のメインイベント、高校生による課題研究に関するポスター発表です。高校生たちが進めている課題研究の報告をおこなっていただきました。中には英語で発表をおこなう生徒たちの姿もあり、それに対して英語で助言、それに応答する場面もありました。フロアでは、本学教員や大学生・大学院生による指導助言のほか、高校の先生方も他校の生徒の発表に対して熱心に耳を傾けアドバイスする姿が見受けられました。皆さん、日頃の取り組みの成果を発揮し、他校の生徒の発表を聞くこと、また自分たちの発表に対してのたくさんの質問を受けることにより、多くの発見があったことと思います。
後援
また、日頃より理工学部の学びや研究に関連のある企業や研究機関のうち、以下の各位より、本企画にご賛同いただきご後援いただきました。ブース展示・紹介をおこなっていただいたダイハツ工業株式会社を始め、後援各位の皆さまより送付いただいたパンフレットを配付させていただきました。
- ダイハツ工業株式会社
- 国立研究開発法人理化学研究所 放射光科学総合研究センター
- 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所
- 公益財団法人高輝度科学研究センター
- 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構原子力科学研究部門物質科学研究センター
- 三田市教育委員会
SCI-TECH RESEARCH FORUM 2017 のお知らせ
関西学院大学理工学部では、高度な知的リソースを幅広く提供することを通して、高校生の科学技術への興味関心を高め、学力向上に寄与することを目指しております。その取り組みのひとつである「SCI-TECH RESEARCH FORUM (課題研究発表会)」では、課題研究などに取り組んだ意欲ある高校生の研究発表と本学の大学生・院生による研究発表、研究者も交えた交流の場を提供し、今年度で3回目を迎えます。
昨年度は、17高等学校より45テーマ、162名の高校生の方にご参加いただきました。また、本学大学生、大学院生の発表も25テーマに及ぶほか、指導助言として30名強の大学教員も参加する交流機会となりました。見学だけの参加も可能ですので、是非参加についてご検討いただきますようお願いいたします。
開催日時 | 2017年11月25日(土)10:30~15:30 |
開催会場 | 関西学院大学 神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ |
対象 | 高校1年生~3年生 (全学年を対象とします) |
過去のSCI-TECH RESEARCH FORUM
プログラム (予定)
- 開会式(10:30~)
- 大学生・院生による研究内容に関するポスター形式の発表(11:00~)
卒業研究などで行っている学生自身の研究をわかりやすく説明します。 大学生・院生の研究を間近に見ることにより、研究に関する具体的なイメージを 把握しやすくなります。 - 交流会(13:00~)
【高校生の方】 オープンラボ(研究室見学)参加
【高等学校先生方】課題研究指導方法に関するワークショップ - 高校生による課題研究内容に関するポスター形式の発表(14:00~)
プレゼンテーションの機会を多々持つことにより、理解もさらに深まり、プレゼンスキルも向上します。また、大学教員・研究員などからも有益なアドバイスをもらうことにより、その後の研究のレベル向上に大きく役立ちます。
高校生 ポスター発表一覧
応募方法
応募にあたっては、「課題研究ポスター発表要領」をご参照ください。
参加を希望される場合は、「発表申し込み書」、「個人情報、肖像権に関する取扱い同意書」をお送りください。申し込み多数の場合は抽選等により選考させていただく場合がございます。
- 課題研究ポスター発表要領
- 発表申し込み書 (PDF、Excel)
- 個人情報、肖像権に関する取扱い同意書 (PDF、Word)
お問い合わせ・申し込み:researchforum@kwansei.ac.jp
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