理工学部
関西学院大学

在校生の声

大西裕子さん ★この学科に入学した理由は?
修士2回生
沖米田研究室
生活習慣病など、人の健康や命に興味関心がありました。高校生の時は研究したいテーマも明確には決まっていなかったので、選択肢が多いという点で、関学の幅広い研究内容や外部の機関との連携も魅力に感じました。
新居浜西高校(愛媛県)出身 ★生命医化学科(専攻)の良いところは?
生命医化学科では1年生の時から実験の授業があります。座学だけではなく、手を動かしながら生命現象を学ぶ事ができることがとても良かったと思います。また、教授との距離も近く、分からない事をすぐに聞きにいける環境も整っています。
★大学ではどのような研究をしていますか?
難病である嚢胞性線維症の新規治療薬開発を目指し、発病メカニズムの解明を行っています。この病気は現在有効な治療薬が無い為に、若くして亡くなってしまう方も多い病気です。自分の研究が誰かの為になると思うととてもやりがいを感じますし、今日はどんな結果が出るのだろうと、毎日わくわくしながら研究を行っています。
★将来どのような道に進みたいですか?
研究をするようになって、将来は研究を通じて人の健康に関わりたいと考えるようになりました。その思いも叶って、卒業後は製薬企業の研究員として働く事になりました。
★高校生に向けたメッセージがあれば,お願いします.
高校生の時は将来就きたいと思える仕事も特に無く、興味があるという単純な理由でこの学科に入学しました。しかし、入学してみると学ぶ事が楽しくなり、大学院に進学し、将来は学んできた事を活かせる職業に就く事になりました。高校生の皆さんも、今は将来の明確な夢や目標は無いかもしれませんが、関西学院大学でなら今後の進路が見えてくるかもしれません。皆さんのご入学お待ちしています!!

白井康太さん ★この学科に入学した理由は?
修士2回生
平井研究室
生き物に対する興味と科学者に対する憧れを持っていたためです。
新城東高校(愛知県)出身 ★生命医化学科(専攻)の良いところは?
学生主体で研究を進められることです。卒業研究に取り組む 4 年生の段階から、やる気次第で自分の興味のある研究テーマに取り組むことができる研究室が他大学に比べ多いと思います。
★大学ではどのような研究をしていますか?
体を構成する様々な組織が形成されるメカニズムの研究をしています。神経と皮膚では組織の形が大きく異なり、単体の細胞でも形態が異なります。そのような違いに興味を持ち、様々な組織・細胞の形態を制御する遺伝子の機能解明を目指しています。
★将来どのような道に進みたいですか?
自分のアイデアで社会に役立つことがしたいと思います。
★高校生に向けたメッセージがあれば,お願いします.
大学は様々なことを自由に学べる場所だと思います。そのため、どのような環境でも本人のやる気次第では大きく成長できるチャンスだと思います。受験勉強は辛く、耐え難いものだと思いますが、第一志望の大学に合格できるように頑張ってください。

廣瀬友衣奈さん ★この学科に入学した理由は?
学部4回生
平井研究室
高校の化学の授業で学習したタンパク質に興味をもち,タンパク質が細胞でどのように機能しているかを学びたいと思い生命科学科生命医化学専攻を志望しました.私は将来医学に携わりたいという夢があったので,ヒトの医学の研究に特化した関西学院大学生命医化学科はとても魅力的で入学することに決めました.
福知山成美高校(京都府)出身 ★生命医化学科(専攻)の良いところは?
高校で生物を学習していない人でも一から生物を学習できるカリキュラムになっており,1年生からたくさんの実験をすることもできます.その実験を通してより知識を深める力を4年間で鍛えることができました.学科内の研究分野も広く,幅広いテーマから自分の興味にあった研究室を選ぶことができます.私は現在研究室に配属され研究をしていますが,教授との距離が近いこともこの学科の特徴で先生とのディスカッションを通してより多くを学ぶことができます.
★大学ではどのような研究をしていますか?
がんの転移や発生過程に重要な上皮・間葉転換という現象を研究しています.細胞を扱い生体内の現象を細胞に模倣させることで,細胞内で起こる分子レベルの変化を追跡し,まだ分かっていない謎を解明しようとしています.
★将来どのような道に進みたいですか?
企業でライフサイエンスを生かした商品の研究・開発に携わりたいと思っています.化粧品や製薬の開発には特に興味があり,大学で学んだ基礎医学の知識を応用できたらなと思っています.
★高校生に向けたメッセージがあれば,お願いします.
関西学院大学に入学して多くの実験と講義を通してライフサイエンスへの興味が深まり,高校生のころ憧れた大学生活が送れ日々充実しています.高校の時に興味をもった分野をより極めることが私の将来の進路につながっており,それを後押ししてくれる大学や学科を選ぶことが大切だと感じました.

卒業生の声

萬代敬生さん ★現在のお仕事は?
2008年度 修士課程修了
今岡研究室
中枢疾患に対する新薬開発のための薬効・薬理研究。
in vivoの疾患モデル及び試験系を構築し、新規化合物の評価を実施。また、新規創薬ターゲットの探索。
勤務先:
武田薬品工業株式会社 医薬研究本部 中枢疾患創薬ユニット
職種:研究職
★この学科に入学した理由は?
須磨東高校(兵庫県)出身 子供の頃から生き物に興味があり、分子レベルで生命科学の研究を行いたかったから。
★生命医化学科(生命科学科)で学んで良かったところは?
研究室に配属されてからはかなり裁量が与えられるため、教授の指示に従うだけではなく、論文などから最新の情報を集め、仮説を立て、実験を実施することで、自ら考え研究を進めていく能力が身に着いたこと。 また、定期的に研究の発表会が日本語だけではなく英語でも行われるため、英語でのプレゼンテーション能力が身に着いたこと。
★大学(大学院)ではどのような研究をしましたか?
好熱菌由来チトクロームP450の産業利用に向けた基礎研究。
★高校生に向けたメッセージがあれば,お願いします.
1教員当たりの人数が多くないため、自ら最新の研究機器などに実際に触れ、研究を進めていくことができるため、魅力的だと思います。

村口太一さん ★現在のお仕事は?
2006年度 修士課程修了
今岡研究室
化粧品に配合する有効成分の探索です。また、それらを研究する上でどの分子をターゲットにするかなど皮膚科学研究も仕事です。
勤務先:
(株)富士フイルム
職種:研究職
★この学科に入学した理由は?
松山北高校(愛媛県)出身 私は理学部化学科で入学し、生命科学専攻の大学院に進学しました。 生命科学を志したのは、これからまだまだ未知の領域が広がっている分野だと感じたからです。
★生命医化学科(生命科学科)で学んで良かったところは?
1教員当たりの学生が少人数のため教授と身近にディスカッションできた点です。そこで獲得した論理的に考えることは今の仕事でも役に立ってます。
★大学(大学院)ではどのような研究をしましたか?
細胞の環境応答の研究室でした。私の課題は「初期発生における低酸素感受性因子(HIF1)の機能解明」です。研究対象はアフリカツメガエルの胚で、ヒトと相同性のある新しい遺伝子の同定等も行いました。
★高校生に向けたメッセージがあれば,お願いします.
生命科学は日進月歩で新しく、画期的な技術が日々生まれている興味深くやりがいのある分野です。 関学の恵まれた環境の中で、大学生活(研究も遊びも)を楽しんで下さい。