生命科学科について
生命の真理の探求は、ゲノム情報の解読を基盤として著しい発展を遂げており、 その成果は、病気の原因解明やバイオテクノロジーなどの応用へと繋がっています。生命科学科では、主にモデル生物を用いた普遍的な生命現象の解明を目指した研究を行っており、基礎的な生命科学を、実験・実習を通して総合的に学ぶことができます。卒業後の進路としては、大学院への進学だけでなく、製薬・食品会社などのバイオ業界への高い就職実績があり、生命科学関連分野の第一線で活躍する人材を輩出しています。
学びのポイント
■分子レベルから生命の本質と謎を追求
生物機能や生物応答の研究にあたっては、生命の基本単位である分子レベルでの解明が必要となります。本学科では多面的な「細胞学」を中心に、分子レベルから生命の本質と謎に迫ります。
■ポストゲノム時代に対応した教育内容
ヒトゲノムに代表されるゲノム情報の解読によって生命科学はまた新たな段階を迎えようとしています。本学科はそうしたポストゲノム時代に対応した、最先端の知識・技術が習得できる教育内容が工夫されています。
■生命のホメオスタシス機構を重視した研究アプローチ
生命科学に不可欠な視点となるのが、生命と環境とのホメオスタシス(平衡・動的バランス)です。本学科ではそれをミクロな現象の統合と捉え、実験・実習を重視した研究活動を行います。
■生命情報学も取り入れ、生命現象のメカニズム解読に挑戦
計算機でのデータ解析手法もしっかり学んだ上で、脳科学、再生・発生科学、光合成など、生命現象の根幹に関わる基礎教育・研究を遂行していきま す。
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