■著書の紹介です.
典型例と典型的ミスの説明に重点をおきました.勉強のコツについても述べました.
[誤植] p.84注意4.24で,「次の例4.25(p.84)で説明する」とあるのは間違いで,正しくは「注意4.26(p.85)で説明する」です.p. 114の5行目の式で,2次の項の上付き2と1次の項のxが抜けています. p. 116の例5.26の積分で dx が抜けています. p. 119の典型例5.7でインテグラルが抜けています. p. 120の典型的ミス5.3でルートの中身が x^2+1 となっていますが, 正しくは x^2 + a です.
ζ 関数、複素関数や超関数 わかったら、カッコイイ!!
関数がわかると、数学はおもしろい!
関数は数学のどの分野にも現れる.だから、関数を理解することは、数学そのものを理解することにつながっている.三角関数、対数関数、複素関数、汎関数、超関数 etc.
本書は関数のさまざまな話 題について楽しく読めるように書かれた入門書です.
部分積分で出来るものとか置換積分で出来るものとかの分類は実用的ではありません. 積分のマニュアルは指数関数を含む積分あるいは三角関数を含む積分などのように分類するのがいいと思って本書を書きました.
有理関数について勉強するだけでも複素解析の面白さが分かるというアイデアに基づいて前半を書きました. 面白いところを出来るだけ本の前の方に持って来たので, 読者は飽きずに読み進めます.
前半を読んで面白いと思ったら,後半の,一般の正則関数のところを読んでもっと勉強しましょう.