田中克典教授の担当講義について紹介します。受講者・受講希望者は参考にしてください。
生命科学T
生命科学の基礎的な内容を扱う。生物の分類、細胞の基本的な仕組み、現代生物学のハイライトであるDNAからタンパク質の流れについての理解を深める。
各回ごとの授業内容
第 1回: 生物の分類と進化
第
2回: 自然界における生物集団 〜環境問題と生態系について〜
第 3回: 個体の成り立ち
第 4回: 細胞と器官
第 5回: 細胞の化学成分
第 6回: タンパク質の構造と機能
第 7回: エネルギー、触媒作用、生合成
第 8回: 生物の恒常性維持(環境因子、環境応答)
第 9回: DNAと染色体(複製と修復
第10回: DNAの組換え
第11回: DNAからタンパク質へ
第12回: クロマチン構造
第13回: 遺伝子発現の調節
第14回: 分子進化の基礎
第15回: 遺伝子と細胞の操作
<授業方法>
Method of Instruction
パワーポイントとを用いた講義形式。 小テストなどを行う場合もある。
<教科書>
中村桂子・松原謙一監訳『エッセンシャル細胞生物学原書第2版』(南江堂、2005)
<参考文献>
必要に応じて授業中に指示する。
<成績評価方法・基準>
期末試験にて評価する。欠席は減点する。
<学生による授業評価の方法>
ネット利用(所定のフォーマット)
<準備学習等についての具体的な指示及び他の科目との関連>
<キーワード>
細胞//核酸/タンパク質/進化/翻訳/転写調節
植物分子生物学
植物の発生・分化・形態形成および植物に特有な機能の発現とその環境応答機構について、生化学及び分子生物学的アプローチから得られた最近の成果を中心に講義する。特に、モデル植物として研究が活発に行われているシロイヌナズナを中心としながら、基礎的な概念は酵母での成果を取り上げて講義する。
1.
講義の概要説明
2.
核酸(1)
3.
核酸(2)
4.
ゲノムの構成と発現(1)
5.
ゲノムの構成と発現(2)
6.
アミノ酸(1)
7.
アミノ酸(2)
8.
タンパク質の生合成、会合、分解(1)
9.
タンパク質の生合成、会合、分解(2)
10.
タンパク質の生合成、会合、分解(3)
11.
細胞分裂の制御
12.
シグナル受容と伝達
13.
植物病原体に対する応答
参考書:
植物の生化学・分子生物学(学会出版センター)
評価:
出席状況, 期末テスト
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