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小惑星Phaethonによる恒星掩蔽観測ふたたび in 北海道

2021年に続き,DESTINY+が探査する小惑星Phaethonによる恒星掩蔽観測を北海道へ遠征して行いました. 関学チームの参加者はなんと7名(M1 林, 石田, B4 濱垣, 並川, 大河内, 大内, + 松浦). 手分けして3台の望遠鏡を稼働させ,掩蔽帯の真ん中に陣取り,すべての望遠鏡で観測が成功しました. 観測データには掩蔽時の減光がはっきりと見られ,Phaethonの形状推定のために重要な情報が得られました. 今回は主役級の活躍をしたと言えるでしょう.今後もこのような観測を継続的に行なっていくとともに, この夏に完成した屋上ドーム望遠鏡も利用して総合的な観測研究を進めていきます。