学生による授業紹介
学年は、掲載時点でのものです。
物理学科
サブゼミ | 数学専攻3年生 上村井英子 |
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サブゼミとは、少人数で大学の物理の基礎的な内容について、みんなで話し合う授業です。話し合うといってもそんな堅苦しいものではなく、みんなで自分の知識を出し合って、時には冗談も交えながら進んでいくので、とても楽しい授業だと思います。また、ゼミという授業形式の入門みたいなものなので、その形式に慣れることができます。
微分積分学 I・II、線形代数入門 I・II | 数学専攻3年生 高木悠介 |
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線形代数学と微積分学の講義と平行して、それに対応した問題を演習できるので、それらの講義を復習する助けになっています。また、大学の数学では、高校の数学とは違って問題を解くことよりも定義や定理の証明が中心なので、内容は理解できてもその定理を使って問題を解くのが難しいことがあります。しかし、高校の授業と同じように問題と自分で解く時間が与えられ、それから解説をしてくれるので問題の解き方がよく分かり、線形代数学と微積分学の理解も深まります。
デモンストレーション物理学 I・II | 物理学専攻4年生 和田喜子 |
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物理学では公式は現象を表しています。普通の講義では現象を実際に体験することはできませんが、このデモンストレーション実験ではさまざまな現象やその応用を体験的に理解できます。すべての実験が絶対にうまくいくとは限りませんが、それも実験の醍醐味ですし、実験の結果がキレイにできた時にはクラス全体から感嘆の声が…。これらの授業を通して、物理の世界が広がること間違いなしです。
線形代数学III | 数学専攻4年生 門地弘太 |
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線形代数学は証明が多く、とても抽象的でびっくりすると思います。僕もはじめは授業で何をしているのかがぜんぜんわかりませんでした。でも、何度も何度も丁寧に味わっていくうちにだんだんわかるところが増えてきて授業でもうなずけるようになってきました。文字や言葉ばかりでわからなくなれば、練習問題などで実際にあてはめて計算すれば何がしたいかが見えてきます。何よりも、わからなくても授業に参加することが一番の近道だと思います。
微積分学III | 物理学専攻4年生 牛尾昌史 |
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微積分学IIIでは、微積分学I・IIで実際に問題を解くことが中心であったのに対して、微分と積分の根本にある考え方へ立ち戻って、数の基本性質や極限についての議論を中心に学びました。より厳密な定義の上で議論を進めるため、証明ということが講義の主題であるように思います。直観に頼らない方法である事柄を証明するということはまた、正確な言葉と論法がもつ一種の独特さを感じさせられます。
電磁気学I | 物理学専攻4年生 富田将司 |
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古典物理学の三本柱の一つである電磁気学はエレクトロニクス・IT技術への広範な応用など大きな役割を果たしてきた重要な分野です。この授業でそのような電磁気現象の基礎を数学的な側面から理解することが出来ました。難しそうな感じを受けるけど、教授が気さくな人なので、授業中にみんなで日食を見に行ったり研究室の実験の話などしたりという感じで、楽な気持ちで授業を受けることが出来ました。
基礎物理学実験 | 物理学専攻4年生 木下久美子 |
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物理学の基礎項目について実際に、実験・測定を行います。またその測定結果に対してデータの解析方法を学び、それぞれ自分たちでレポートを書きます。高等学校で行った重力加速度の実験などについてもさらに精密な実験を行っています。測定は機械を使用することも増えるのでより正確に行うことが出来ます。実験ではプログラミングなども行い、幅広く学んでいきます。
力学II | 物理学専攻4年生 室貴紘 |
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力学IIでは、角運動、相対運動、質点・剛体の運動を主に学びます。すでに高校で学んだ分野ですが、それらをより深く学習するので、高校では曖昧だった箇所がはっきりわかるようになりますし、また違うアローチで力学を理解できるようになります。私もそうでしたが、高校で力学というと、つまらなく敬遠されがちでしたが、大学での力学はその本質を学んでいるカンジがして充実感があります。
特殊相対論 | 物理学専攻2006年卒業生 向山将太 |
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「光に近い速度で運動している時計は遅れる」ということを聞いたことがありますか。普段の生活の中ではこのようなことは理解しづらいと思います。しかし、アインシュタインによって定式化された特殊相対論を用いると理論的にこの結果が導かれます。授業は相対性原理から相対論的力学・電磁気学へと進んでいき、この過程で上記で述べた現象もでてきます。特殊相対論は信じられないような現象が出てくる魅力的な科目です。
化学科
基礎化学A(物理化学入門) | 3年生 小川亜沙美 |
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原子や分子はどのような構造をしているのか?また、どのような軌道を描いているのか? 化学の基礎であるこのようなことを、今までの知識と共に学んでいきます。単に覚えるしかないと思っていたものにも、実際は深い概念があるのだと教えられることが何度もありました。時に驚きや戸惑いを感じるかもしれませんが、復習しながらの講義なので自然と内容が頭に入ってきます。化学の世界への、大きな架け橋です。
基礎化学B(無機化学入門) | 3年生 高濱佑次 |
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基礎化学Bでは、化学熱力学の基礎を学びました。あらゆる反応は熱力学的に安定な方向に進む、という性質をこの講義で学んだ時、化学反応は物体が落下することと同じような自然現象である、と強く感じ、衝撃を受けました。化学に対する興味が増すことはもちろん、レポート課題等を通して、大学における勉強の方法を体得することもできる講義です。
基礎化学C(有機化学入門) | 3年生 上野可菜子 |
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この講義では、有機分野の基本から応用までを始め、異性体や結合のしかたなど、様々なことを学習しました。講義は基本を固めてからその内容を深く学習していくので、とても理解しやすかったです。高校では「暗記」で済ませていた現象や反応も、どういった理由で起こるかがわかるようになりました。教授はいつも丁寧に解説してくださり、時には授業の内容と医農薬を関連させた話もしてくださいました。製薬にも興味がある私には、とてもおもしろく感じた講義でした。
物理化学I(化学熱力学) | 4年生 小林洋一 |
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物理化学Iでは化学熱力学の基礎を学びました。この学問は、熱の概念を用いることにより反応の平衝がどちらかに傾いているか、つまり化学反応式が熱力学的にどちらに反応が進むかがわかります。これを知って僕は本当に感動しました。高校の化学では、ある反応式が提示され、「この反応はこうなるんだ!覚えろ!」と無理矢理覚えさせられましたが、この学問によって自分自身で化学式を立てて、その式が本当に起こるかどうかを熱力学的に確かめることができるようになったからです。皆さんもこのような学問によって“化学の本質”に触れられればと思います。
無機化学I(構造無機化学概論) | 4年生 吉本淳二郎 |
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無機化学I(構造無機化学概論)では、主に無機化合物の構造や化学結合について学習します。高校までの化学からは想像できないような内容で、難しいと同時に、また非常におもしろいと感じました。特に分子軌道の規約表現や多電子系での多重項分裂などはとても理論的で、大変興味を引かれました。落ち着いた雰囲気の中、学生は皆真剣に授業に取り組んでいます。
有機化学II(現代のトピックス) | 4年生 松本未来 |
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有機化学IIは有機化学専門の教員4名により、自身の研究に関連した最近のトピックスについてオムニバス形式で行われる講義です。環境問題やサリドマイド事件など世間でも話題になったトピックスを取り上げ、化学的な視点からみるということで、内容は興味を持てるものばかりです。また、難易度も簡単すぎず難しすぎずとても親しみやすいです。ときどき、研究の裏話も聞くことができます。
分析化学I(定量化学分析) | 4年生 光永紫乃 |
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物質に含まれる化学種やそれらの存在量の解析を目的とする化学の一分野が分析化学です。本講義では、定量分析の基礎及び分析データの取り扱い方を学びます。講義中に出てくる反応式の多くが高校時代に見慣れたものにも関わらず、より深い知識を与えられた事で、新しい見方が生まれる事もありました。すでに持っている知識と新しく得た知識を繋げようとする事で、疑問点を自ら探し出す力が身についていくと思います。
基礎化学実験 | 4年生 田中勇平 |
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なんといっても化学の醍醐味は実験です!! 受験勉強はひたすら暗記するだけ。そんなのは真の化学とは言えません。受験勉強とは異なり、関学の基礎化学実験では化学を理論的に理解することができ、本当の化学の楽しさを知ることができます。その上、実験環境もかなり充実しています!! また、実験レポート作成は最初は四苦八苦しますが、数をこなしていくうちに興味や向上心、考える力のアップにつながります。
専門化学実験(無機分析化学・有機化学・物理化学) |
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大学院1年 中澤省吾 |
化学科では実験科目はすべて必修であり、1年次の基礎化学実験I・IIに続いて、2年秋学期から、無機分析化学、有機化学、物理化学の3科目の実験が始まります。各分野における基礎部分にあたる実験について学び、卒業研究に進む準備をします。私が実験で最も重要だと感じたことは、実験をいかに正確に行うか、かつ高収率で化合物を得るかということです。実験自体は充実しており、自分の能力を十分向上させられる内容です。そのため、私も楽しく実験を行うことができました。
生命科学科
神経生物学 | 大学院1年生 田井清登 |
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神経系は多細胞生物が外界の刺激に応答するための特殊化したシステムです。動物はそのシステムを利用し運動、記憶・学習・思考を行っています。講義では、脳から末梢までの神経を構成する神経細胞(ニューロン)の構造と機能、集合体として五感(特に視覚)や反射のメカニズム、また脳の発生などを学びます。脳に興味を持ち、その脳で起こっていることを学ぶことは非常に面白く、近年メディアでも騒がれています。
植物分子生物学 | 2006年卒業生 齋藤由貴子 |
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植物分子生理学では、植物の構造と機能、細胞小器官の代謝、植物特有の仕組みの花成・細胞分裂・細胞壁について学びました。高校で習った植物と違う所は、さらに小さな単位の遺伝子レベルで植物の現象を学ぶことだと思います。授業は、先生がスライドを使って講義をし、配られたプリントにメモを取っていくという形式でした。先生はとてもはきは きしていて早口なので毎回必死で授業に臨んでいました。
器官形成学 | 大学院1年生 高倉耕太 |
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一言に生命科学と言っても多くの分野が存在するのですが、その中でも再生医療に興味を抱いてる学生の方々も多く存在していると思います。この器官形成学という科目では再生医療の基礎となる生物の器官形成のメカニズムを学ぶことができます。まだ発展途上の分野でもあり、わかっていないことも多く新しい発見が今なお続いていますが、その分最先端の研究成果を学ぶことのできる科目です。
遺伝子工学 | 大学院1年生 松野靖彦 |
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この授業では、主にある有用遺伝子をどのような技術を用いて活用するかを説明します。これらの技術は、生命科学の研究において基本的な技術であり、この授業で多くのことを得られると思います。また、遺伝子工学の先端バイオテクノロジーについても解説され、生命科学を志すものにとってとても興味深いものだと思います。スピーディかつパワフルな藤原先生の授業は、聴く者を飽きさせず、一見の価値があります。
植物細胞工学 | 大学院2年生(飛び級入学)尾崎千紗 |
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数ある研究材料の内から高等植物に焦点を当てた、外来遺伝子導入技術、遺伝子発現抑制技術といった細胞工学的手法についての講義です。それらの技術は植物が持つ未知遺伝子の機能を知るため、また人間に有益な植物体を作るための大変重要な研究手法です。講義でその様な技 術の原理を論理的に、詳細に学ぶ事ができます。今まで遺伝子組換体など単語しか知らなかった事象がより専門的に理解でき、興味深いものとなるのではないでしょうか。
分子細胞生物学 | 2006年卒業生 鈴木理恵 |
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ミトコンドリアや小胞体などのオルガネラで働く様々なタンパク質の機能とそのメカニズムを中心に、それらのタンパク質の変異がどのような病気を引き起こすかなどを学びます。細胞よりもよりミクロな世界に興味がある人にはとても面白く、退屈しない授業だと思います。授業はスライドと黒板を用いた形式です。矢倉先生の授業は他の教授の授業風景とは一味違い、内容的にも雰囲気的にも新鮮です。
環境医学 | 大学院1年生 鈴木佐知子 |
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環境医学は、大まかに言うと、文字通り私たちの住む外部環境と病気を引き起こすメカニズムや原因についての科目です。とはいっても、環境医学という言葉は聞きなれていません。そこでまず、環境医学とはどのようなことか、から始まり、基本的なゲノムについて知った後、様々な環境が原因となる遺伝子の変異によってどのように病気(特に癌について)が引き起こされるかを学びます。
生体分子機能学 | 2006年卒業生 仲麻衣子 |
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生体高分子機能学は、生物を形成するタンパク質の機能について学ぶ学問です。特にこの講義では、酵素、受容体、トランスポーターといったタンパク質の構造や機能、これらのタンパク質の機能異常によって起こる病気や医薬品開発についても知る事ができます。またダイオキシンによる癌の発生のメカニズムという身近な話題も取り上げられるため、興味を持って学ぶ事ができる分野だと思います。
先端バイオテクノロジー実験 | 大学院1年生 山敷亮介 |
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この授業では、癌、生物発生、植物のCO2固定などあらゆる最先端の生命現象の科学的解明に関する実験を行います。この授業の特徴は教授陣が工夫をしてくれる点で、例えば、討論会やクイズ形式の実験がありました。僕がこの授業を通じて得たことは、問題発見能力と問題解決能力の向上です。実験では、得た結果から考察をします。考察を友達と討論し合うことが一つの楽しみであり、また、知識も深まりました。
情報科学科
キャリア・デザイン論 | 3年生 三軒谷友美 |
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この講義では、産業革命以来の科学・技術の発展と産業構造および職業・労働の形態の変化を学び、21世紀の技術と生き方を考えます。教授の講義のほか、企業の方に開発や現在の技術や動向などの話を聞きました。また、自分の将来について考え、まとめるなどもしました。このように将来の設計を早めに考えておけば、それに対して目標を立てより早く準備ができます。この授業で将来について真剣に向き合って考えることができました。
コンピュータ演習A | 3年生 村田将一 |
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本科目は、コンピュータを私たちの身近な文房具として扱うことに慣れるための授業と言えます。文書・表作成はもちろん、プレゼンテーションの力をつけるためのコンピュータリテラシーを学び、Webによる情報検索、デジカメで撮った写真を利用した画像処理や簡単なホームページの作成も行いました。基礎的なものが中心となっていますのでPCを上手く使えない方でも楽しめる授業だと思います。
離散数理 | 3年生 松田雄介 |
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この講義では、離散数理の非常に広い領域の中から、論理関数やグラフ理論といった情報学に関係の深い部分を学びます。論理関数は、真と偽(0と1)のみを扱う関数で、コンピュータの基礎である論理回路の記述や設計に不可決なものです。また、グラフ理論は、複数の点とそれらを接続する辺を用いる、電気回路やネットワークの解析や設計に必要な理論です。このような情報を学ぶ者にとっての基礎的な理論を授業で学びます。
ヒューマン・コンピュータ・インタラクション |
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4年生 田淵雄章 |
この講義では人間とコンピュータのインタラクション(相互関係)に関する基本概念から、音声・画像・映像などを用いた最新技術の具体例や、今後のコミュニケーションの動向などについて学べます。私はこの講義の中で、人間の非言語情報(感情や感性などの情報)を扱う事により、主に言葉以外の自己表現を可能とする様々なインタラクション・システムというものに、特に大きな驚きを感じました。この講義は学科を問わず多くの学生が受講している人気の講義です。
データ・マイニング | 大学院1年生 田嶋亮 |
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データマイニングとは、「データの集合の中からルールや法則を発見しよう」というものです。データマイニングの有名なものとしては、「紙おむつ」と「ビール」という言葉があります。スーパーで客の買った物を分析したら、「紙おむつを買う人はビールを買うことが多い」という 傾向が出てきたことが分かりました。このようなルールや法則をデータの中から見つけるための方法を、授業で学びます。
暗号と情報セキュリティ | 2006年卒業生 吉田征司 |
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セキュリティ技術を支える現代の暗号は、十分な安全性が必要なだけでなく、誰でも利用できるように、どのようにして暗号化するかを公開しなければなりません。この条件をクリアするために、現代の暗号は数学の理論に基づいて作られています。この授業では、高校までの数学とはまた違った、暗号に関わる数学を学びます。さらに、さまざまな暗号のしくみ、安全性、問題点、解読の可能性なども考えます。
音楽情報処理 | 大学院1年生 伊藤洋介 |
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この講義では、コンピュータはどれだけ人間らしい演奏ができるのか、また解釈ができるのかという課題を様々な角度から見ていきます。それを可能にする様々な要素、例えば楽譜認識・音楽解釈・自動演奏など、それぞれ例を見ながら学ぶことができます。扱う音楽の種類もクラシックやポップミュージックなど様々です。音楽好きな私にとっては一番頭に入りやすい授業だったと思います。
モバイル・コンピューティング特論 | 大学院1年生 柏木一平 |
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今、誰もがお世話になっている携帯電話。その携帯電話はいったいどのようにしてつながっているのでしょうか。音声だけではなく、文字や写真をどのようにして送るのでしょうか。これから、携帯電話はどのように進化していくのでしょうか。個人が調べたテーマのプレゼンテーションを含むこの講義では、今や社会を担う技術である無線通信に関して、さまざまな視点から学ぶことができます。
音声情報処理演習 | 大学院1年生 渋谷貴紀 |
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音声の認識・合成・対話など、音声情報処理の講義で習った内容を自らコンピュータに実装し、体験する演習になっています。初めは、プログラムで様々な部分を製作し、最終的にそれらを応用してオリジナルのプログラムを製作します。私自身は他の演習で製作したものを組合せ、駅で見られる到着や発車をリアルタイムで案内するシステムを製作しました。皆さんの創造次第で様々なものを製作することができます。
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