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生命医化学科 教員

Bibin B. Andriana(ビビン・B.・アンドリアナ) 助教

専門分野:Necrotic/apoptotic, Noninvasive Diagnosing, Environmental Biochemistry

My background is in necrotic and apoptotic cells with emphasis on the effect of environmental biochemistry and Biochemical changing within the cancer which analyzed by laser and coventional method. I have been studying the effect of biohazard, the development of noninvasive diagnosing method, the development of laser for imaging, and photodynamics therapy for cancer treatment. This noninvasive diagnosing or detection method will produce the intact and complete information of the tissue. Furthermore, the societies in the world are still in waiting for the advance progress of noninvasive diagnosing method for more valid information in detection.

The characteristics of cancer and the effect of environmental chemistry to the cell using noninvasive diagnosing method are still in lack information remaining. Due to of these information, I would like to make more progress for making fundamental basic data that will be useful for reaching the valid data of biochemistry changing within cancer and environmental.

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安達 直樹(あだち なおき) 助教(平井研究室)

専門分野:脳・神経科学、分子細胞生物学、精神疾患

私たちの記憶や思考、感情を司る脳は、神経細胞(ニューロン)やグリア細胞で構成されています。 これらの細胞自体や、細胞間のネットワークに障害が起こることが、脳に関係する疾患(精神疾患や神経変性疾患)の原因となっていると考えられています。

私は、主に、ニューロンとニューロン間のネットワークの機能調節に興味があり、
・疾患モデルにおける、ニューロンの機能障害のメカニズムの解明
・治療薬の候補分子の機能解析
を中心とした研究を行っています。

研究や講義を通じて、できるだけ多くの人に、ニューロンの機能の多様性や、形態の美しさに触れてもらいたいと考えています。

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荒木 啓吾(あらき けいご) 助教(大谷清研究室)

専門分野:発癌機構、がん抑制遺伝子、細胞周期

我々の体は100兆個弱の細胞から成り立っており、厳密に制御された細胞の増殖と緻密に統制された各組織への分化によって構築されています。現在「癌」は日本人の死因の第一位となっていますが、癌細胞は正常細胞とは異なり、厳密に制御されているはずの細胞の増殖・分化の制御機構が破綻していることが遺伝子レベルで分かっています。特に、多くの癌細胞において代表的な「がん抑制遺伝子」であるp53遺伝子とRb遺伝子に遺伝子変異が見つかっており、そのために癌細胞はその特徴でもある「無限増殖能」や「周囲の組織への転移・浸潤能」を獲得していることが分かっています。

現在までp53遺伝子やRb遺伝子の「癌の発生を抑える機能」について、細胞の増殖と密接に関係している「細胞周期制御の分子機構」を中心に研究してきました。今後もp53遺伝子やRb遺伝子の「癌の発生を抑える機能」について様々な角度からアプローチし、癌細胞の機能・性質に与える影響について理解を深めていきたいと考えています。生体に備わっている癌に対する防御機構を分子レベルで明らかにすることで、新たな癌分子標的治療法の開発を目指しています。

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今岡 進(いまおか すすむ) 教授

専門分野:生化学、環境応答制御学、蛋白質科学

生物(細胞)は外からの様々な刺激に対して応答(適応)しながら生きている。私の研究室では、3種類の応答メカニズムについて研究している。1つ目は細胞の低酸素応答、2つ目は花粉症に代表される免疫応答異常、3つ目はダイオキシンなど環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)に対する応答である。1つ目のテーマは、癌、心筋梗塞・脳梗塞、生物の発生と広い分野に関わっている。癌細胞は低酸素を感知して、自分で血管を作り増殖を続ける。発生過程の分化においては、低酸素応答が循環器系や神経系の形成に関わっている。2つ目のテーマである花粉症については、車の排気ガスなど空気の汚染されている地域のほうが、多く発症していることから、外来異物応答受容体であるAh受容体が、花粉症発症に関わっているのではないかという発想で研究を進めている。3つ目のテーマである環境ホルモンの問題については、脳神経発達に及ぼす影響について研究をしている。

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海老原  史樹文(えびはら しずふみ) 教授

専門分野:脳神経科学、行動、生物リズム

私達の研究室ではマウスの様々な行動(概日リズム、養育行動、社会性行動、学習行動など)を観察し、それらがどのような仕組みにより制御されているかを遺伝と環境の両面から分子レベルで調べています。 これらの研究は、 ヒトの「心の病」の発症原因の究明、予防・治療法の開発、創薬につながります。具体的には、私達が見出した「絶望行動」を制御する遺伝子に関しての研究です。「絶望行動」は、逃避不可能な状況(水槽の中で泳がせたり、尾を固定してぶら下げたりする)で短時間逃避行動をさせ、途中で逃避を諦めて無動状態になる時間で評価します。この遺伝子は、タンパク質の分解に関わるユビキチンをタンパク質から外す働きを持つ脱ユビキチン化酵素をコードしています。しかし、どのようなタンパク質にこの遺伝子が関与しているかについては分かっていません。この点を明らかにすることは、うつ病などの「心の病」の病態解明につながると考えています。また、この遺伝子の変異マウスは、様々な行動に影響を及ぼします。私たちが特に注目している行動は、仔育て行動と体内時計により制御される概日行動です。遺伝子の異常がどのような仕組みで行動に影響するかについて、様々な手法を使い調べています。

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大黒 亜美(おおぐろ あみ) 助教(今岡研究室)

専門分野:環境応答制御学、低酸素、酸化ストレス

私たちのからだは、生体内外の様々な環境ストレスに曝されていますが、細胞はこれらを感知し適応する能力を備えています。その中でも私たちは特に酸素濃度の変化に着目しています。生体外の酸素濃度変化として、高地に登った時などの酸素分圧の低下による低酸素状態がありますが、生体内では血管が詰まることによる周辺組織の低酸素状態や、創傷部位や腫瘍組織、動脈硬化巣の炎症部位も低酸素状態であることが知られています。低酸素を細胞が感知すると、赤血球の産生を増加させて酸素供給を促し、またエネルギー産生のしくみを変化させて低酸素に適応しますが、一方でこれらの応答反応は癌や動脈硬化など病態の進展に深く関わっています。私たちは、これら低酸素応答の分子メカニズムの解明を目的としています。さらに低酸素状態から急激な酸素濃度の回復によって生じる酸化ストレスにも着目し、低酸素応答と酸化ストレス応答の関わりについて研究しています。

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大谷 清(おおたに きよし) 教授

専門分野:細胞増殖制御、癌化機構、転写制御

私は医学部の出身で、人の役に立つ研究をする様に心がけています。正常な細胞を傷害しない癌細胞特異的な治療法の開発を目指して、細胞増殖制御と癌化機構を解析しています。主に二つのテーマで研究を進めています。一つは、細胞増殖に必須の転写因子E2Fの解析で、新しい標的遺伝子を多数同定し、その機能を探っています。またE2Fは、2大癌抑制経路(RBとp53経路)をリンクして癌化抑制にも寄与する極めて重要な因子です。私達は、E2Fの細胞増殖と癌化抑制における転写制御機構が異なることを見出し、その違いを検討しています。もう一つは、ヒトで初めて発見された発癌性レトロウイルスHTLV―1による癌化機構の解析です。ウイルスの癌遺伝子産物TaxがTリンパ球特異的に細胞増殖を促進することを見出し、その機構の解析を行っています。

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沖米田 司(おきよねだ つかさ) 准教授

専門分野:タンパク質品質管理機構、嚢胞性線維症、膜タンパク質

世界的に有名な遺伝病である嚢胞性線維症(Cystic Fibrosis:CF)の治療法開発を目指した基礎研究を行っています。CFは根本的な治療法がなく、新規治療法の開発が世界中で強く望まれています。CFはCFTRという膜タンパク質(塩素チャネル)が正しい高次構造にフォールディングせず、異常タンパク質として分解されてしまうために、致死性の慢性感染症を引き起こします。私達は CFTRの分解およびフォールディングの分子メカニズムを解明し、人為的に制御する事で、CFの治療法に応用する事を目指しています。

なお、教育活動では、病原体からの生体防御の仕組みを学ぶ「免疫学」や生命現象の仕組みを化学的に学ぶ「生化学」などを担当しています。

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佐藤 英俊(さとう ひでとし) 教授

専門分野:医用光学、リアルタイムがん診断、非線形光学顕微鏡

新しい光学計測装置を開発して、生命現象を生きた生命体の中でリアルタイムに観測することが私の研究室の研究目的です。新しい装置を作ればこれまで見えなかったものが見えるようになり、新しい研究分野が開けます。例えば、血管内を通したり注射針の中に入れて穿刺して体内に挿入でき、生体組織の分子組成を直接的に計測できる極細径ラマンプローブを開発しました。このプローブを使って、内視鏡が到達できないような体の奥深くで発見された癌の確定診断や、薬剤治療効果のリアルタイム計測を実現する技術の開発を進めています。生命科学とエンジニアリングの複合領域の発展を目指し、病院に持ち込んで臨床応用を行うような実用的な装置から、ナノメートルの世界を探る最先端の非線形光学顕微鏡まで、開発段階から研究を行っていきます。

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関 由行(せき よしゆき) 准教授

専門分野:生殖細胞、分化全能性、エピゲノム

体細胞(生殖細胞以外の体を構成する細胞)は個体の死と共に消滅しますが、生殖細胞は次世代へ遺伝情報を伝えることで生命の連続性を保証しています。本研究室では、生殖細胞の持つ生命の連続性を保証する仕組みを明らかにすることを主な目的としています。1つの細胞である受精卵はプログラムされた分裂、分化、移動を繰り返し、約60兆個、200種類の細胞を生み出し、完全な個体を形成します。受精卵に備わるこのような機能を分化全能性と呼びますが、すべての細胞の持つ遺伝情報は同一であるので、細胞の多様性はDNAの1次配列を超えた高次の制御、‘エピジェネティクス’により決定されます。本研究室では、精子・卵子の元となる始原生殖細胞によるエピゲノム制御機構の解明を通して、生殖細胞の持つ分化全能性獲得機構を分子レベルで理解することを目指しています。

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藤 博幸(とう ひろゆき) 教授

専門分野:バイオインフォマティクス、分子進化、データ解析

分子生命科学の分野では、次世代シークエンサをはじめとする計測技術の進展により、大量かつ異質なデータが高速に生み出されてきています。これらのデータのマイニングによる、新たな生物学的知見の発見や仮説構築は、仮説をたててそれを検定するという従来の形とは異なる新たな研究のスタイルを生み出しています。このようなデータの解析にはコンピュータの使用は必須であり、データからの知識抽出や仮説構築のための新たな情報解析手法の開発も強く求められています。生命科学の様々な分野から生み出されるデータをコンピュータを用いて解析し、そこから新たな知識を見いだす研究分野をバイオインフォマティクスとよびます。

私たちの研究室では、分子生命科学から生成される様々なデータについて進化的視点からの情報解析を行い、それらから新たな生物学的知見を得るための研究を行っています。解析の対象とするデータは、塩基配列、アミノ酸配列、立体構造、ゲノム、発現プロファイルなどです。これらのデータを用いて、分子進化などの基礎的なものから、創薬や医療などの応用に結びつくものまで広く解析を行うと同時に、そのような解析に必要な新たな手法やツールの開発も行っています。

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平井 洋平(ひらい ようへい) 教授

専門分野:再生・発生、細胞分化制御、分子細胞生物学

私たちの体は60兆もの細胞で成り立っていますが、もちろん個々の細胞がただ無造作に集まっているわけではありません。細胞はそれぞれが規則的に配列し有機的に組み合わさって種々の組織・器官・臓器を構築し、それらの機能単位が互いに連結・役割分担して高度の生命現象に参加しているのです。近年、分化において万能性を有するES細胞やiPS細胞が生み出されましたが、これらを再生医療に利用するためには細胞の分化・組織構築とその制御技術を確立する必要があります。我々の研究室では、ヒト等の各種未分化正常細胞やモデル動物であるマウスを用いて、細胞分化・組織構築の分子基盤とその制御実体についての研究を分子レベルで展開しています。また、我々が見出した組織構築の制御蛋白質については、アゴニストやアンタゴニストを化学合成し、それらの医療応用についても詳しく検討しています。

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松原 和純 (まつばら かずみ)助教(関研究室)

分子細胞遺伝学、性染色体・性決定

我々ヒトを含む哺乳類や鳥類では個体の性は遺伝的に決定され(遺伝性決定、GSD: genotypic sex-determination)、性決定に関わる染色体は性染色体と呼ばれます。哺乳類は雄へテロ型(XX/XY型)の性決定様式をもち、雌はゲノム中に2本のX染色体を、雄はX染色体とY染色体を1本ずつもちます。鳥類はそれとは反対の雌へテロ型(ZZ/ZW型)の性決定様式をもちます。脊椎動物全体に目を向けるとGSD以外に個体のおかれた環境によって性が決まる種も存在します。その代表例として、爬虫類で見られる温度依存性決定(TSD: temperature-dependent sex-determination)が挙げられ、TSDでは卵の温度によって性が決まります。爬虫類ではGSDとTSDが系統的に混在し、またGSDにも雄ヘテロ型と雌ヘテロ型が混在します。私は爬虫類における性決定遺伝子や性分化機構を解明し、TSD-GSD間やXY-ZW間の可逆的な性決定様式の変遷のメカニズムとその進化学的意義や、脊椎動物の進化過程で生じた性決定様式の多様性や普遍性の把握を目指して研究を進めています。

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松吉 ひろ子(まつよし ひろこ) 助教(佐藤英研究室)

専門分野:Micturition、Sensory nerve、Neurotrophic factor

膀胱機能は中枢神経系と、自律神経である下腹神経と骨盤神経、さらに体性神経である陰部神経により調節されています。その機能発現には膀胱の知覚が重要であり、それは、骨盤神経求心路である中型の細胞の有髄性Aδ線維、小型細胞の無髄のC線維によって、まず、脊髄に伝えられ、さらに橋にある排尿反射中枢に伝達され、最終的に排尿反射中枢から遠心性運動神経(自律神経と体性神経に含まれる)を介して神経インパルスが膀胱や膀胱括約筋に伝えられて排尿が起こります。このような膀胱機能を評価できる膀胱内圧の測定と膀胱機能を調節している骨盤神経の活動電位の同時測定技術を確立し、免疫組織化学と組み合わせて膀胱機能障害の原因を探ることにより、あらたな治療標的発見と治療法確立を目指します。

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村田 知弥(むらた かずや) 助教(海老原研究室)

専門分野:脳神経科学、分子生物学、翻訳後修飾

ヒトや齧歯類(マウスやラット)において「行動」は、環境や遺伝的要因に大きく影響を受けると考えられていますが、その制御メカニズムは未解明な点が多く残されています。私は「行動」の制御メカニズム解明を目指し、脳神経科学・分子生物学的な研究を行っています。我々の研究室では先行研究において、異常な行動を示すマウスを解析し、ある脱ユビキチン化酵素が行動(概日リズム、養育行動、絶望行動など)を制御することを見出だしました。 タンパク質のユビキチン化は、タンパク分解や転写調節など、多岐にわたるプロセスに関与していますが、この脱ユビキチン化酵素がどのような経路を介して行動を制御しているかは不明です。そこで現在は、ターゲット因子の探索など、脱ユビキチン化酵素の分子機能解明を目標とし研究を進めています。

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吉野 公三(よしの こうぞう) 准教授

専門分野:数理解析、生理信号、生体医工学

心身の健康を保ち,安全で快適な生活を実現させるためには,人間の生理・心理・行動特性を理解して,それに合わせた製品・サービスの開発が必要となります.そのために,私は人間の心臓血管系や脳神経系などの生理情報や日常生活中の行動や身体活動に関する情報を詳細に数理解析することによるヒトの体や心の健康状態を評価する技術の開発に関する医工学連携研究に取り組んでいます.さらに,生理学的知見を体系的に記述してコンピュータ上で生理応答機構をシミュレーションできる数理モデルの構築に取り組んでいます.これまでに,(1)神経変性疾患の前兆現象の可能性の高いレム睡眠行動異常症の自動定量評価技術,(2)空腹時バイオマーカー濃度から糖負荷試験指標値を予測する技術,(3)各個人毎に最適化された心拍変動を用いた心理的緊張感評価技術,(4)生理信号を用いたヒヤリ・ハット状態検知技術,(5)住宅内センサを用いた生活行動予測技術,(6)プロ野球観客の興奮度評価技術,(7)年齢と性差の影響を入れた低負荷強度運動に対する心臓血管系応答特性をシミュレーションできる数理モデルなどを開発してきました.今後も,数理解析と数理モデリングを基盤技術として,生体情報を用いた心身の健康状態技術を開発することで,疾患の早期発見につなげ,一人でも多くの方が健康でかつ快適でかつ安全に生活できるような社会の実現に寄与することが私の夢です.

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Last Modified : 2017-07-07 14:43

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