教育ポリシー:「学生の皆さんをともに学ぶ大切なパートナーと考え、多くの機会やよい環境を与えることによって育て、その中で教員自身も成長していく。」
マネジメントで著名なP.ドラッカー氏の著書の中に、「何によって憶えられたいか」という言葉が登場します。
その中で氏は「誰か他の人を素晴らしい人に変えたのでなければ、何も変えたことにはならない」と述べています。
学生さんや関わりあるすべての人々がともに学び、成長していく大切なパートナーです。
その方々の話をしっかりと聞き、また、これまでの人生経験をフル活用して一生懸命話をします。
関西学院大学という学びの多い環境を与えていただいた中で、たくさんの若者を、多くの機会やよい環境を与えることで、素晴らしい人に育てることを目標とし、また自分自身も成長できるよう、教育を行っていく所存です。
線形代数I (1年生春学期)
教科書を「線形代数学,川久保勝夫著,日本評論社」として、線形代数学の基礎を学びます。
春学期では、抽象的ベクトル空間までを学びます。
解析学特論(4年生秋学期),非線形問題特論II(大学院)
自然・生命・社会現象に現れる非線形現象に対する数理モデルとその時空間パターンについての理論と解析について学びます。
数学特別演習I・II(4年生春学期・秋学期)
4年生のセミナーです。自然・生命・社会現象等に現れる非線形現象、特に、そこに現れる時空間パターンに対する基礎理論(微分方程式論、力学系理論および、コンピュータシミュレーション等)の技術の習得を目指します。
前半で、「微分方程式(上・下),M. ブラウン著,シュプリンガー・フェアラーク東京」を輪講し、後半には、実際の現象にチャレンジします。
年度末には、レポート(卒論)をまとめることが目標です。