X線で機能を視て、制御し、 データで未来の科学を設計する
X線で機能を視て、制御し、 データで未来の科学を設計する
松井研究室では、大型放射光施設SPring-8を活用した独自のX線計測技術により、物質内部で起きている現象を“壊さずに、その場で、時間・空間的に”捉える研究を行っています。分光とイメージング、さらに多階層にアクセスできる顕微技術を融合することで、ナノからマクロに至る複雑な構造や反応を一体として理解し、それらを化学として捉えることで、これまで見えなかった機能発現の本質に迫ります。
得られるデータは膨大で多次元的にわたりますが、それらを解析することで、ばらばらに見える情報の中に潜む関係性を抽出し、材料の性質や機能を支配する「つながり」を明らかにします。この関係性は、まるで夜空に散らばる星々が星座として意味を持つように、新しい科学的知識として体系化されていきます。さらに、これらのデータはAIや理論研究と結びつき、現象の理解にとどまらず、将来の予測や材料設計へと展開されます。すなわち、計測によって得られた“現実のデータ”を基盤として、新しい理論やものづくりの仕組みを構築していくことを目指しています。
触媒、電池、接着、デバイスなど、幅広い材料に応用可能な本研究は、持続可能な社会の実現や産業の高度化にも直結する重要なテーマです。しかし同時に、私たちがまだ見えていない領域の中にこそ、本質的な価値や新しい発見が潜んでいると考えています。松井研究室では、先端計測を通してその未知の領域に踏み込み、新たな知識と指導原理を切り拓いていきます。そのために、産業界や異分野との連携を積極的に進めていきます。多様な視点と結びつくことで、研究の可能性をさらに広げていきます。
松井が第8回固体化学フォーラム研究会で招待講演を行います。
松井研究室のホームページを立ち上げました。
錯体化学若手の会 近畿支部 第70回勉強会にてM1の濵屋さんがポスター発表を行いました。また、優秀ポスター賞を受賞されました。
M1の濵屋さんが一般財団法人吉村財団の第14期奨学生(給付型奨学金)に選ばれました。
新メンバーが7人加わりました。