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卒業研究

概要

4年次においては卒業研究があり、必修科目になっています。

それまでの授業と違って、卒業研究においては特定の教員の研究室に若干名の学生が配属されて、専門を深く極めるため、文献購読や実験を行ないます。テーマの詳細については各教員のホームページをご覧下さい。

少人数教育が自慢

「若干名の学生が配属されて」というのをより詳しく述べましょう。物理学科の定員は75で,教員数は12名です。したがって,卒業研究で配属される学生数は,例年平均的に教員あたり6名前後となります。このような少人数教育により、充実した勉強が出来ます。他大学の数字を例えば「大学ランキング」のような資料で調べて関学物理と比べてみてください。

研究の内容

物理学科には実験物理の研究室と理論物理の研究室があります。

実験物理の場合、多くの時間を研究室で過ごします。まず教員や先輩(大学院生)から実験のノウハウを習います。さらに何らかのテーマを決めて一連の実験を行い、物理学についての新しい事実を見出します。いままで誰もやっていなかった実験を行なって、新しいことを見つけ、あるいは新しい技術を開発するのです。それが出来たときの喜びは経験した人でないと分かりません。あなたも経験したくありませんか?

理論物理の場合はまず文献購読により、専門分野の知識を習得します。しかるのちに、何らかのテーマを決めて研究を行います。この際コンピュータを使うこともあります。このプロセスを通して理論物理についての新たな知見(法則・公式・定理)を見出します。それは容易なことではありません。しかし、知識を仕入れるだけのレベルを超えて、新しい知識を生み出したときの喜びは何物にも換え難く、それまでの苦労など吹き飛んでしまいます。