研 究 室 紹 介
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教授:加藤 知
生物の基本単位である細胞中の器官の多くは、厚さ10nmほどの膜で囲まれた構造をもっている。 この膜は生体膜と呼ばれ、 その構造は、多種類の脂質分子が相対して並んでできた二重層膜にタンパク質が組み込まれた格好になっている。 生体膜は、 外界との境界を作ったり、エネルギーを生み出したり、情報を伝達するなど、生体の働きの重要な部分を担っている。こうした 複雑な 生体膜の構造や働きを解明していくために、多角的な視点から、基礎的な膜物性や分子間に働く力を検討していく。 1種類の脂質のみから成る膜のように、できるだけ単純なモデル系から始め、タンパク質をも含む多成分系へと研究を進めていきたい。 |
<2010年度 加藤研究室在籍メンバー>
博士研究員 ・木下 祥尚
博士課程 D1 ・今井 友裕
修士課程 M2 ・石田 広太郎 ・中野 達馬 M1 ・石橋 拓也 ・太田 正洋 ・東間 大樹 ・野口 勝弘
卒研生 ・北嶋 浩志 ・鈴木 美香 |
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