研究室紹介
 私たちの住む「地球」はいったいどういう構造をしているのでしょうか?
いつ、どういうプロセスでできたのでしょうか?
身近にある岩石やそれを構成する鉱物は、それらが経験した歴史を記録した「タイムカプセル」です。
私たちが適切な手法で問いかけることにより、そこから情報を引き出すことができるのです。
 当研究室では、分析化学の手法を用いてこの問題にアタックします。
日本列島は沈み込み帯に位置し、現在の地球上で地質学的に最もアクティブで魅力的なフィールドの一つです。
「御影石」の名前で有名な花崗岩は、大陸地殻を構成する重要な岩石ですが、
その成因や形成過程などはまだ詳しく分かっていません。
この花崗岩をターゲットに年代測定や化学組成分析を行い、その成因を探っています。
 研究手法は主に、フィールドワーク、サンプルの採取と研究室における分析です。
研究に野外調査の伴うところが当研究室の特徴です。
 実験室からフィールドに飛び出して、「地球」を体感してみませんか?

〜研究室配属を希望する3年生へ〜
 4年生では相当量の地球科学に関する勉強ならびに実験手法の習得をします。
そのために、基礎地学I, 基礎地学II, 地学実験Aの知識を必要とします。
当研究室に配属を希望する学生は、すでにこれらの講義を履修していることが望ましいです。
 地球化学・地球科学に興味のある意欲的な学生を望みます。


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