Maplesoft
社が4月末にMaple13をリリースしていたことを知った.
日本語版も近いうちに出るだろう.
Maple12をインストールして間もないというのに慌ただしいことだ.
Maple 初心者(学生を想定)向けに
Maple の基本命令(関数)のリファレンスをまとめようと構想している.
MicroMaple
をひな形の1つに考えている.基本命令といっても200個くらいにはなりそうだ.
Maple の独自性や新機能よりも Maxima
など他のシステムや数式処理電卓との共通性を意識している
(基本に限るとそうならざるをえない).
昨年から少し使っている
Maxima に加えて最近
Sage をインストールして少し触っている.
KNOPPIX/Math も
VMware 上でちょっと使っている.
(手持ちのノートパソコンは光学ドライブを内蔵していないので.USB メモリからブートすることも容易にできる模様.)
数値,行列計算系では
Scilab,またその他の数式処理ソフトウエアとしては
Xcas
や最近フリーになったという REDUCE
にも関心があるが,とても手が回らない.
オープンソースのソフトウエアが勢いを増すご時世で
(参考「数学研究もオープンソースで:Mathematicaに挑むSage」),
Maple のような商用のソフトウエアを使っているのは時代遅れのような錯覚に陥ることもある.
Mathematica Home Edition
が295ドルという正式版の価格から見ると非常に安価で提供されていることも知った.
色々動きが激しいが,
前職に続いて関西学院大学でも Maple のキャンパスライセンスがあるので,
研究や教育には使い慣れた Maple を主に使い続けていくことだろう.
このページは,自家用のコメント付きリンクのようなものなので,
時代遅れになったら削除する.
(5/27/09)