「Mastery for Service」
(奉仕のための練達)
「一生懸命勉強して、人を幸せにできる人間になりなさい」
観測的な天文学の発展は、(1)ガリレオ以来の望遠鏡の発達と(2)それを設置し観測する観測拠点の開拓という2つによるものです。
南極内陸部の高原地帯は標高が高い上に極寒の地であることから水蒸気が極めて少なく、
電波(サブミリ・テラヘルツ波)や赤外線において地上で唯一最高の天文観測環境にあります。
ここに従来の100倍以上の超広視野を持つ電波望遠鏡を建設し、遠方宇宙にある可視光では見えない暗黒銀河や巨大ブラックホールの観測を目指しています。
そしてこのような南極天文学の推進を図ることにより、
日本の天文学の発展に寄与します。また野辺山45m電波望遠鏡やチリ北部のアルマ望遠鏡など既存望遠鏡による観測等も行っています。
このような銀河やブラックホールの解明、南極観測拠点の開拓などの天文学の発展を通して、人が生きていくのに必須の精神的豊かさに寄与し、
社会に貢献します。
関西学院大学の理念である「Mastery for Service(奉仕のための練達)」とは「しっかり勉強して、人を幸せにできる人間になりなさい」、
そして卒業したら「人を幸福にしなさい」という意味だと理解しています。これは単なる慈善行為ではありません。
優れた研究・仕事を継続的に行うための最強の理念です。その結果として「人生に意味を与え、自分自身も生きることができます」。会社は継続的に商売繁盛、
増収増益となります。その理念をできるだけ実現できるように努力いたします。
「自分が幸福になるコツは、人を幸福にすること」
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