以下の項目は、学生のみなさんが今後社会に羽ばたいていく際に、必要になる力だと私は考えています。はじめから完ペキに守れなくとも気にしませんが、三宅研究室の学生として、このようなことを伸ばそうという気力を求めます。
- 隠し事をしない:特に、何か失敗すると、言い訳をしたい・隠したいと思うかも知れませんが、素直に教えてください。三宅は基本的に、(特に初めての)失敗や無知などに対しては怒りません(一部例外はあります)。また、あなたの失敗が、誰かの教訓になることもあります。
- 理解するように努める:「先輩が言ったから」「先生が言ったから」と他人任せにせず、自分が何をしているのか自分で理解して、日々の研究を行ってほしいです。言い換えれば、実験等に必要な知識は、誰かに教えてもらえると待たずに、自分で論文を読むなどして培う努力をしてほしいです。だからといって知ったかぶり(≒嘘つき)はダメです。特に、実験操作でわからないことは必ず聞いてほしいです(事故につながる可能性もあるため)。
- 一寸先を考えて行動する:いま自分が何をしていて、次に何をしたらどうなるのか、考えて行動してください。研究室には、間違えて使うとケガをする(最悪の場合 命を失う)ような機械もたくさんあります。命に関わる失敗は、初めての失敗であっても厳しく指導します(これが、上に書いた例外のひとつです)。その他、顕微鏡の電気を付けたら消す、どこかから実験器具を持ってきたのなら元の場所に戻す、クリーンベンチを使ったのなら清拭するなど、自分の後に実験をする他人のことも考えてあげてください。
また、各学年の学生に対して、以下のような目標を持ってほしいと考えています。参考にしてください。