環境順応型ネットワーク研究センター
Research Center for Highly Adjustable Networks
センター長
- 北村 泰彦(理工学部教授)
センター副長
- 多賀 登喜雄(理工学部教授)
研究員
- 巳波 弘佳(理工学部准教授)
- 井坂 元彦(理工学部准教授)
- 岡田 孝(理工学部教授)
- 石浦 菜岐佐(理工学部教授)
- 高橋 和子(理工学部教授)
- 早藤 貴範(理工学部教授)
- 西谷 滋人(理工学部教授)
研究センターの目的
現在の情報通信ネットワークは広帯域・高機能化を目指して、技術革新が行われている。その一方で、震災などの災害時にはネットワークが寸断されたり、輻輳するなど、平常時に想定されている高度な機能がほとんど発揮できないことが予想される。本研究センターは、震災時などの劣通信環境下においても機能する新たな情報通信ネットワーク基盤技術の開発を行う。震災時等には電話やインターネットなどの既存の有線通信網は機能しないことが想定される。また携帯電話等も通話要求が集中し、大幅な通話制限等の手段が取られることが考えられる。そのような状況における通信手段として、Sun SPOTのような電池等でも動作する小型省電力の無線通信装置は利用可能であり、これらの通信装置を互いに連携させ合うことで、アドホックにネットワークを拡大してゆくことができる。一方、通信装置間は障害物等の存在や、装置自身の故障などによって、頻繁に通信が途絶えることも想定される。そこで本研究センターでは、このような劣通信環境の中でも、利用者間の最低限の情報交換を維持できるような通信方式に関する研究を行う。
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