今年度も卒業式を迎えました.本当に社会に出てやっていけるのだろうかと心配したのもつかの間,卒業式では立派に成長した姿を見せてくれました.彼らは2013年4月入学の本学科5期生となります.授業中騒がしくなって一番怒られた学年かもしれませんね.それはコミュニケーション能力の裏返しだったのでしょうか,景気回復も手伝ってか,いわゆる就職人気企業にも多くの学生が就職させていただきました.大学院進学者も例年通りで,今年度も大阪大学大学院など国立大学大学院への進学者も複数いました.早期卒業の学生も出ました.教授たちの心配をよそに,学生たちはしっかり自分の将来を考え,4年間を過ごしていたようです.もっと安心して見ていてよかったのだと気づかされ,ほっと胸をなでおろした1日でした.卒業式の後で,学生たちが催してくれた謝恩会では,どうしてこの職種・この企業にいきたいと思ったのか,そしてどんな風にキャリアを積んで行くつもりなのかなど熱く語ってくれ,頼もしい限りでした.数学を使って社会に貢献してくれるようであれば,関学数理にとってこんなに嬉しいことはありません.先生たちも関学で頑張っているので,みんなも頑張ってください.時々ついでがあったら立ち寄って近況を知らせてください.卒業生がどんな風に過ごしているかも,とても気にしています.卒業おめでとう.