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■著書の紹介です.

『手を動かしてまなぶ フーリエ解析・ラプラス変換』 (裳華房,2022年11月)

「難しい公式が多くて、計算が大変」。そんな声が聞こえてきそうなフーリエ解析とラプラス変換。本書はその難所の乗り越え方や計算のコツを豊富に盛り込み、著者独自の語り口で読者が手を動かしながらスムーズな理解へ到達できるように導く。一方、理論的裏付けへの目配せも怠らない。ついに現れた画期的な入門書。
正誤表暫定版図25.2改

『実例で学ぶ微積分知恵袋』 (日本評論社,2009年6月)

典型例と典型的ミスの説明に重点をおきました.勉強のコツについても述べました.

[誤植] p.84注意4.24で,「次の例4.25(p.84)で説明する」とあるのは間違いで,正しくは「注意4.26(p.85)で説明する」です.p. 114の5行目の式で,2次の項の上付き2と1次の項のxが抜けています. p. 116の例5.26の積分で dx が抜けています. p. 119の典型例5.7でインテグラルが抜けています. p. 120の典型的ミス5.3でルートの中身が x^2+1 となっていますが, 正しくは x^2 + a です.

『関数とはなんだろう』 (講談社ブルーバックス, 2008年7月)

ζ 関数、複素関数や超関数 わかったら、カッコイイ!!
関数がわかると、数学はおもしろい! 関数は数学のどの分野にも現れる.だから、関数を理解することは、数学そのものを理解することにつながっている.三角関数、対数関数、複素関数、汎関数、超関数 etc. 本書は関数のさまざまな話 題について楽しく読めるように書かれた入門書です.

『高校生のための逆引き微分積分』 (講談社ブルーバックス, 2005年1月)

部分積分で出来るものとか置換積分で出来るものとかの分類は実用的ではありません. 積分のマニュアルは指数関数を含む積分あるいは三角関数を含む積分などのように分類するのがいいと思って本書を書きました.

『明解複素解析』 (共著, 培風館, 2002年12月)

有理関数について勉強するだけでも複素解析の面白さが分かるというアイデアに基づいて前半を書きました. 面白いところを出来るだけ本の前の方に持って来たので, 読者は飽きずに読み進めます.
前半を読んで面白いと思ったら,後半の,一般の正則関数のところを読んでもっと勉強しましょう.
関学では毎年2年生向けの関数論入門の教科書として使っています.

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