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研究 : ロケットを用いた近赤外線観測により、未知の宇宙背景放射成分を発見 - 松浦周二教授(物理学科)
投稿日時: 2017-5-25 17:22:54 (905 ヒット)

物理学科の松浦周二教授らの研究グループは、近赤外領域の宇宙背景放射を観測するためのロケット実験プロジェクトCIBERの観測結果から、背景放射には、既知の星や銀河による寄与では説明できない未知の成分が存在することを明らかにしました。この成分は、宇宙初期の星やブラックホールによる光かもしれません。それが事実なら宇宙進化の解明に関わる重要な発見となりますが、光の起源についての結論を出すにはさらに精度の良い観測が必要となります。松浦教授らは、そのための新しいロケット実験CIBER-2を進めています。

この研究成果は4月10日(米国東部時間)に学術誌「アストロフィジカルジャーナル」に(Astrophysical Journal, 839(2017)7)掲載されました。

詳しくは、

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