人間システム工学科について
人間システム工学科とは一体どんな学科なんでしょう?
ヒトとマルチメディア、ヒトと機械、ヒトと生活環境のインタラクション(=相互作用)の理解、 その理解に根ざしたシステム開発をテーマとして掲げています。
21世紀に入り、マルチメディアやロボットは加速度的に私たちの生活に浸透しつつあります。 今後、人間の感性の理解に基づいたシステムやインタラクションのデザインはますます重要になって くると予想されています。人間システム工学科では、情報科学、ロボット工学、デザイン学、 脳科学の学際領域として、人間を中心に据えたシステム開発、人材育成に取り組んでいきます。
映像音響システムコースとサイバーロボティクスコース
人間システム工学科では、映像音響システムコースとサイバーロボティクスコースを 設けています。
映像音響システムコースでは、メディアの科学、コンテンツ技術の教育・研究を行います。 モノの見えや聞こえを理解するための自然科学と CG・映像、音楽・音響などの操作制作 技術を学ぶことができます。
サイバーロボティクスコースでは、ロボット技術、実世界インタフェースの教育・研究を 行います。ロボットの福祉やエンタテインメント領域への応用やユビキタス社会を体現する システム開発を学ぶことができます。
カリキュラム
人間システム工学科では、演習を重視した実践的なカリキュラム構成により、21世紀に 求められる技術者、デザイナの輩出を目指します。
1, 2年次では、コンピュータのハードウェア, ソフトウェア, 情報科学の基礎科目を学習し ます。少人数クラスによるプログラミング技術、数学の演習科目を配置しています。
3年次から研究室に配属され、少人数ゼミ形式の領域実習や教員からの個別指導により、 実践的な問題解決能力やプレゼンテーション能力を獲得を目指します。
関西学院大学は英語教育に特に力を入れていますが、理工学部では「科学技術英語」など、 さらに理系に特化した英語教育が行われており、国際的に通用するIT技術者の養成を目指し ています。
進路
卒業生の進路は、情報システム、ソフトウエア・ハードウエア、通信・ネットワークは もちろんのこと、自動車、マスコミ、エンタテインメント産業など、広範な領域に広がって います。
研究者や技術者などのより専門的な就職を希望する学生は大学院(修士課程、博士課程) に進学することになります。学部での成績優秀者は推薦によって大学院に入学することが でき、ティーチングアシスタントや各種奨学金制度による学費補助も充実しています。
人間システム工学科では、新しい学際領域としての発展を目指しています。 理学や工学に興味をもついわゆる理系に限定されず、人間の特性・感性の基礎や応用、 そして、デザインに興味をもつ学生を歓迎します。
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